港北ニュータウンの中でも、特にオシャレな街として知られる都筑区の「仲町台」。
ブルーラインの駅を出て徒歩5分ほど歩くと、緑道「せきれいのみち」にたどり着きます。
「えっ!ここ、本当に横浜!?」と驚くほど、自然豊かな水と緑の楽園です。
お散歩に、ジョギングに、スケッチやピクニックにも。「せきれいのみち」で小さな冒険の旅へ出かけませんか!?
都筑区の緑道は総延長が約15キロメートル!
都筑区は、横浜のなかでも特に緑が多い区として知られており、総延長で約15キロメートルにもなる緑道が整備されています。
この緑道、「港北ニュータウン」と呼ばれる人気のエリアに敷かれており、今回ご紹介する「せきれいのみち」のほかに、「くさぶえのみち」「ふじやとのみち」「ささぶねのみち」「ゆうばえのみち」があります。
緑道は歩車分離が徹底されているので、お散歩をしながら「車が来ないか」を心配する必要がありません。小さなお子さんを連れていても、安心して歩くことができます。
ただし、「せきれいのみち」は、自転車も通ることができます。
「せきれいのみち」であっても、自転車が来ないかは注意するようにしましょう。
仲町台駅から徒歩5分、森が出現!?
ドラマの撮影などでもよく利用される仲町台駅は、都市と緑が融合した、都筑区でも人気のエリア。
そこからわずか徒歩5分のところに、森のような緑道があることに驚きます。
春は桜、秋は紅葉が美しい「せきれいのみち」。近隣住民のみならず、多くの人々が訪れて、季節によって変化する景色を楽しんでいます。
取材に訪れた日はとても天気がよく、ベビーカーを押した親子連れやランニングをしている人でにぎわっていました。
緑と水のコントラストが美しい
「せきれいのみち」は、「茅ヶ崎公園」「せせらぎ公園」「早淵公園」を結んで整備されています。
木々が生い茂る道のわきには、小川が流れています。緑と水のコントラストがとても美しく、思わず写真を撮りたくなる景色です。
「せきれいのみち」の中間付近には「せせらぎ池」があり、ハスの葉でおおわれていて壮観です。
この池は、港北ニュータウンの開発時に、公園整備に合わせて作られた人工的な池です。
池にはクチボソやメダカがいて、水の中を観察するのも楽しいですよ。小さいお子さんは、池に落ちないように注意してくださいね。
トイレは二か所!子連れでも安心して散歩ができる
小さいお子さんを連れてのお散歩では、「おむつ替えの場所があるかどうか」が気になるポイントですよね。
「せきれいのみち」には、トイレが二か所あり、一つ目は仲町台駅から「せきれいのみち」を入ってすぐのところにあります。
男子用、女子用と多目的トイレがあるので、おむつ替えができます。
もう一つは池の近くにある古民家にあります。こちらは男女車いす兼用です。
イタリアンの人気店「Fresco」
仲町台駅から「せきれいのみち」に入って少し歩くと、オシャレな建物が見えてきます。
「Fresco」というイタリアンレストランです。
取材当日は貸し切り営業でしたが、いつもは行列が絶えない人気店です。
「せきれいのみち」が一望できるテラスと、開放感のある店内がとてもオシャレですよ。
お散歩をしておなかがすいたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
たくさんの生き物に出会える!
自然豊かな「せきれいのみち」では、たくさんの生き物に出会うことができます。
小川では、カモの親子が歩いている様子が見られました。こちらは親ガモのようです。
ここにいるカモたちは人にとても慣れていて、近づいても全然逃げないんです。
ほかにも、テントウムシ、モンシロチョウ、ミツバチや黒いアゲハチョウなど、さまざまな虫を発見しました。
木々の中を歩いていると、落ち葉の隙間に隠れているトカゲをあちこちで見つけました。
「トカゲって、こんなに身近なところにたくさんいるんだ!」という新たな発見です。
素早い動きを見ると捕りたくなるらしく、息子たちが大騒ぎで捕まえていました!(トカゲの写真あり)
捕まえたトカゲは、「ニホンカナヘビ」という種類のようです。
よく見てみると意外とカワイイかも・・・。手がすごくちっちゃいんですよ!
日陰にいけばたくさん見つけられるので、もし苦手でなければ、お散歩の際にぜひ探してみてください!
季節によって表情を変える、自然豊かな「せきれいのみち」。
仲町台駅からも近いので、お散歩のついでに立ち寄るもよし、お弁当を持ってピクニックも楽しいですね。マイナスイオンを浴びながらゆっくり散策していると、なにか新しい発見ができるかもしれませんよ!
せきれいのみち
住所:神奈川県横浜市都筑区早渕1丁目~3丁目、仲町台1丁目~2丁目
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台」駅から徒歩5分
駐車場:なし