散策にもおすすめ!自然に触れられる港南区「久良岐公園」

みなさん。
次のGWのご予定はたてられましたか?
たっぷり遊べて、自然にも触れられる広々した公園散策などはいかがでしょうか!
そこで今回は、緑まぶしい港南区「久良岐公園」をご紹介いたします。

今回は、京浜急行・横浜市営地下鉄がある上大岡駅よりバスにて向かってみました。
こちらの上大岡バスターミナルは、横浜南部地域で最大規模とのことです。
ターミナルに入ってすぐの場所に大きな路線掲示板もあるので、迷わず向かうことができます。

バスに乗り込んでから16分ほどで目的地の停留所「久良岐公園前」に。
幹線道路から徒歩2分で「久良岐公園」に到着しました。
同じバス停から園内に足を運ぶ方がちらほらと…

公園入口には88台ほど停まる大きな有料駐車場も完備されていて、ピクニックグッズやお子さんが遊べるおもちゃを持参するにしても、駐車場から園内にとても近いので便利です!

想像を超える広さ

ここ「久良岐公園」は港南区と磯子区にまたがる昭和48年に公開された横浜市立の都市公園です。

総面積は230,762㎡で東京ドームに換算すると、なんと49個分!!ゆっくり散策すると3時間ほどかかります。
園内は南北にのびる2本の尾根と、これに挟まれた低地でできていて自然の景観を活かしたすり鉢状になっています。
実際に伺ってみると、入り口からは想像できないほどの広さなので、履きなれたスニーカー必須です!

「ホーホケキョ♪」
木々も多くかわいい野鳥の声が、時折きこえてきます。

それもそのはず!鳥たちが好む大きな池や緑が豊かなことも手伝って「久良岐公園」では季節ごとにさまざまな野鳥を観ることができます。
園内の掲示板には、いくつかの野鳥の写真が掲示されていました。
このような美しい鳥たちの鳴き声を聞くと、自然に感謝したい気持ちになります。

また園内でモンシロ蝶・キチョウ・アゲハ蝶にもたくさん出会うことができました!
私が幼いころこちらの「久良岐公園」に兄妹でやってきてカブトムシやクワガタを採った夏の日を思い出しました!

園内には、のんびりと芝生の上でピクニックができるスペースやお子さんがよろこぶアスレチック遊具なども完備されています。たっぷり遊んだ休憩には木陰で休まれるのもいいかもしれませんね。

この広さならではのたのしみが満載で、今回私が訪れた際にはレジャーシートをひろげてランチをしている親子やミニテントを張って横になっている方、ベンチでゆったりと読書をしている方もいました。

さわやかなお天気が多くなるこれからの季節にピッタリで、深呼吸がたくさんできることはまちがいないでしょう!!

歴史が刻まれた車両の保存展示

かつて横浜市交通局が経営していた「横浜市電」。
現在の私たちにはあまりなじみがありませんが、開業の1904年から廃止になる1972年まで横浜市民の足として活躍していた路面電車です。

「久良岐公園」ではその路面電車も展示されています。
展示車両は1156号で現存する唯一の1150形との事です。
こちらの車両、一時は解体計画もあったとのことで新聞社・磯子区の塗装会社・横浜市の三者で修復と保存をした経緯もあり、とても貴重な展示物になっています。
何度も何度も色を塗りなおしたり補修して展示されている感じがしました。

現在は、大切な歴史遺産を維持・保持のため車内に入ることはできないとの事ですが、横浜の古き良き歴史をひも解くひとつになりますね!

野球やサッカーが楽しめる自由広場

抽選予約をすると貸し出してもらえる自由広場では、サッカー・軟式野球・ソフトボールができるとのことです。

予約がないときはフリースペースとして使用されており、地元の会社の方々がお昼休みを利用してキャッチボールなどをしていましたよ♪
また自由広場の円周をランニングしている方やサイクリングなどをたのしんでいる方もいて、ストレス発散・運動不足解消には最高ですね!

さらに久良岐公園内の南側丘上には「久良岐能舞台」などもありました。
趣のある日本庭園があり能楽やミニコンサートなどを定期的に開催しているとの事です。
現在は周辺改良工事中(2022年5月末日迄)とのことで、こちらも再開が待ち遠しいです。

あなたもおもいおもいのひと時を過ごしに「久良岐公園」に訪れてみてはいかがでしょうか。

久良岐公園
住所:神奈川県横浜市港南区上大岡東3-12-1
アクセス:京浜急行・横浜市営地下鉄「上大岡駅」より京急バス「久良岐公園前」下車徒歩2分
     京急線「屛風ヶ浦」駅下車徒歩20分
     JR「磯子駅」・京急線「屛風ヶ浦駅」より横浜市営バス「久良岐公園前」下車徒歩2分
駐車場:有料駐車場あり

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。