きっと誰もが、幼い頃から慣れ親しんできた「ラーメン」。
この国民食ともいえる「ラーメン」ですが、現在はスープの味や原材料もさまざまでいろいろと進化を遂げているようです。
今回はシンプルな見た目ながらその進化がわかるラーメン屋、上大岡駅徒歩5分の川の先の上をご紹介いたします。
こちらの川の先の上さんは、市営地下鉄・京急上大岡駅を出て鎌倉街道を渡り、パサージュパサージュの短い商店街を抜け、くぼ橋を超えた先にあります。
おいしい想像膨らむシンプルさ
知る人ぞ知るといった雰囲気のレトロなミツワセンタービルの2階にあり、看板もラーメンのスタンプのような控えめな表現です。
看板からもわかるように、余計な装飾がないシンプルさに期待感がグッと高まります。
15段くらいの階段を上がると川の先の上に到着です。
外に並べられた椅子から行列ができるほどのラーメン屋さんなのだなと実感!
たまたま伺った時間が夕方の16時ごろだったこともあり、この日はすんなり入店することができました。
チケットを購入し5席ほどあるカウンターに着席。
また店内には2~6人がけのテーブルがあり、お子さんがよろこびそうなサービスの綿あめの機械もありました。
カウンターから振り向くと、ひっきりなしに「カタンコトン」と製麺機が稼働する音が…。
「なんと自家製麺でラーメンを提供するお店なんです!」
ここ最近訪れたラーメン屋さんでは、製麺まで一手にやっているお店は無かったのでうれしさからニヤニヤが止まりません(笑)。
運ばれてくるラーメンに期待しつつ、無料でいただけるジャスミン茶とウーロン茶で乾杯です!
その間にも男性のお客さんが、店内に吸い込まれるように、続々と訪れていました。
サッパリして繊細なスープに感激
じゃぁあ~ん!
お願いしていた「らーめん正油」が運ばれてきました。
きれいなスープがキラキラと光を放っています。
けっして大袈裟ではないんです!!
キラキラスープをいただいてみると、和風だしが特徴的なサッパリ系。
繊細に配合された美しいスープにうっとりです。
こだわりの和風スープは、信玄どりのガラ(鳥の骨)と季節によって変わる地鶏や豚と昆布やマグロ節・小羽(マイワシ)などで作られているそうです。
チャーシューをいただいてみると、歯ごたえのあるロース肉とお箸でも崩れてしまうほどのホロホロした豚バラ肉の2種類で手間暇かかっているのがわかります!
自家製麺の中細麺は、サラッとスープと絡まってたまらないのど越しです。
また上にのせられたネギは、小口切りにした物と焼いたネギと2種類も。
あまりのおいしさに、ラーメンに夢中になり静まり返ってしまうほどでした。
TRYってなに?
こちらのラーメンは「TRY」を受賞しているラーメンなんだとか。
この賞を知らなかったのですが、調べてみると「TRY」とは、東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーの略称。
年1回の「旨いラーメンを決めるランキング企画」で、すでに22年を迎えるとの事です。
また審査員は、ラーメン業界に精通する方々によって決定されるのだそう!
今回ご紹介した川の先の上も栄えある賞を受賞し、「ラーメンWalker 神奈川」など各種メディアにも多く取り上げられている話題店です。
「話題のラーメンって東京だけではないんだ!!」
上大岡でいただける川の先の上の旨いラーメンにきっと感動することと思います!
お近くの際はぜひ一度足を運んでみてくださいね。
川の先の上
住所:神奈川県横浜市港南区大久保1-15-36第一ミツワセンター2F
アクセス:市営地下鉄・京急上大岡駅徒歩5分
TEL:045-374-5133
営業時間:11:30-22:00 ラストオーダ-21:30(通し営業)
定休日:水曜日
※新型コロナウィルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がありま
す。訪問時は事前に店舗にご確認ください。