学びがいっぱい!めざせ植物博士!南区六ツ川の『こども植物園』

まだまだ寒いけど!なんとなぁく春を思わせる2月半ば…。
今回は横浜市南区六ツ川にある『こども植物園』に春を探しに行ってきました。

京浜急行井土ヶ谷駅の改札を出て左手すぐに、井土ヶ谷駅前バス停があります。
横浜市営バス(79系統)は10分おきに出ているバスなので急がず安心です。


バスに揺られながら、だんだんと静かな丘陵地に入ってきました。私の娘が小さな頃行った公園なので懐かしさを感じながら向かってみました。
久々に向かうので、なんだか「こんな道だったかしら?」なんて思いながらすでにワクワクです。

乗り込んでから15分くらいで『児童遊園地前』に到着。
バス停を降りてからもとっても近くて、ほんの数歩で『こども植物園』の入り口につ着きました。

お日様と小鳥たちの歌声に誘われてさっそく園内へ!

こちら『こども植物園』はなんと、市内唯一の植物園なんですって!
植物遺伝学者の木原均博士の研究跡地を活用して整備されたようです。
なんだか由緒ある園ですね…。

平日の午前中ということもあり、地元の方もお散歩に訪れていましたよ。
中には一眼レフ持参で散策の方なんかもいて…きっと春の草花の成長をめでに来たん
でしょうね。小鳥のさえずりにとっても安らぎます♪

さて、園内入って少しすると展示研修室の建物が見えてきました。
中に入ってみると、小さいスペースながらも植物のことが詳しくなる催しものが展示されていました。

干支にまつわる植物の展示も

園内には寅年にちなんだ植物が展示されていました。『虎』って名前のつく植物があるとは…。
私は初めて知りました。エッヘン!ひとつお利口になった気分です(笑)。
展示されていたのは本物の植物の鉢植えでした。

その他には木々の見分け方の展示なんかもありました。
ただ遊ぶのも好きですが、ちょっぴり何かを知れるって得した気分です。
親子で訪れて自然を学ぶのもいいなぁ~なんて思いました♪

今園内でみられる植物の紹介も…

季節によってみられる植物もさまざま。
この時期にしか見られないので見つけたらうれしいかも…。

そう思いながら探してみると…やったー!あった!あった!

幸福を呼び込むと言われている黄金色のフクジュソウ(福寿草)も寒さに負けず咲いていました。
この花は旧暦の元旦のおめでたいころに、雪の中から顔を出す花ということから幸福を意味する『福』と長寿を願う『寿』を組み合わせてつけられたそうです♪
なんだか縁起良いですよねぇ~。

たくさんではないものの、梅の花も可憐に凛と咲いていました。
色もサイズもとってもかわいいです。

くだもの園やバラ園など見るところがいっぱい!

くだもの園では、はっさくが元気よくオレンジ色に輝いていました。
もちろん展示用なので食べることはできませんが…おいしそう!
季節によって16種類もの果物が観察でき、貴重な種類が多くみどころいっぱいです。

バラの歴史が学べる「クラシックローズガーデン」も4月より順々に咲くとのことで、横浜開港150周年を記念して選定したバラ「はまみらい」など、150種を展示していました。

残念ながらこの日はまだ咲いているところを見ることはできませんでしたが、これだけの種類が咲いた姿をみるのは楽しみですね。

そのほか園内では予約制の講座などもあり、大人の方にはバラの剪定講座やお子さんには1年を通して学べる夏野菜の種まき・脱穀体験などもあるようなので参加してみるのも面白そうですよね。

すぐお隣には緑豊かな広々した公園『児童遊園地』もあり、両方楽しむのもいいかもしれません♪
キラッキラッした目をしたお子さんたちの笑顔が目に浮かびます!

こども植物園
住所:神奈川県横浜市南区六ッ川3-122
アクセス:
・京急東急本線「井土ヶ谷駅」井土ヶ谷駅前乗り場から横浜市営バス 79平和台折返場行きで「児童遊園地前」下車、徒歩1分
・「横浜駅西口」西口乗り場から神奈川中央交通バス 横17東戸塚駅東口行き「児童遊園地入口」下車、徒歩5分
・「横浜駅西口」西口第3ターミナルから横浜市営バス 53平和台折返場行き「児童遊園地前」下車、徒歩1分
TEL:045-741-1015
開園時間:9:00-16:30
休園日:毎月第3月曜日、年末年始
※休園日が祝日にあたる場合はその翌日
入園料:無料

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。