ここ数日、天気予報を見るとどの番組も桜情報で満載ですよね。
「ああ~本当に春がやってきたんだな」と気持ちまでピンク色に染まります。
そこで今回は南区弘明寺の「大岡川プロムナード」をご紹介いたします。
ここ「大岡川プロムナード」は、桜の名所として神奈川県内で1位にもなった
全長3.5キロにも及ぶ川沿いの遊歩道です。
また京浜急行弘明寺駅徒歩5分、横浜市営地下鉄弘明寺駅から徒歩3分という立地の良さです。
どちらの駅から向かっても弘明寺商店街を通りながらですので飽きることはありません!
大岡川プロムナードで観られる種類は…
今年も見事に咲き誇っている桜たち…
こちらの「大岡川プロムナード」で観られる桜は4品種ほどだそうです。
お目当ての品種を探したり、花の色の違いを観察してみるのもいいですね!
- ソメイヨシノ・染井吉野
花の色は白っぽく、枝に向かい薄ピンクで、桜の代名詞でたいへん有名ですよね。
こちらの「大岡川プロムナード」には樹齢60年を超えた古木もあります。
その大木には長い歴史と生命力の強さを感じます。
- ジンダイアケボノ・神大曙
花の色は白から先端にむかいほんのりピンクで、ソメイヨシノより少し早く咲くのが特徴です。やわらかな色彩が青空にグッと映えます。
- ヨコハマヒザクラ・横浜緋桜
樹名の通り、横浜で交配してつくられた桜です。艶やかなピンクで存在感が抜群です。
その他にはヨウコウ・陽光といった桜もあるようです。
夜桜は、ぼんぼりも灯り昼間とはガラッと雰囲気が変わります。
こちらのぼんぼりですが、協賛金をお支払いすると、自分の好きな文字などをいれて点灯していただけるとの事です。
家族の大切な記念日などにあなただけのぼんぼりが灯るのも、とてもステキな思い出になりそうですね♪
今年の募集は2月20日ころまでに締め切られ、500灯でなくなり次第終了との事でした。
川沿いにはマップやトイレ情報などもありお花見に訪れるのになにかと便利ですね!
もちろん、密を回避するためのご案内もありました。
桜に魅了されるわたしたち
そもそもなぜわたしたちは毎年、桜の開花に想いを寄せるのでしょうか。
美しいから?季節だから?
「日本人は早くも794年には野生の桜の中から彼らの美的感覚に合うものを庭園に移植し、観賞用に栽培していた。また、18世紀の江戸や京都の人々には、壮観な桜並木の美しさを楽しむ風習がすでにあったという」
「平安時代中期、紫式部の「源氏物語」では主人公の光源氏が、桜の生命力を若さ・愛・華やかさ・求愛・優雅さ・春の再生の象徴として用いている。」(桜の文化誌 51・62ページより 著:コンスタンス・L・カーカー)
このように昔から桜は、わたしたちの生活にいろどりをあたえてくれていたのですね。
毎年たのしみにする理由がここにもありました。
散りゆく美学
みなさんは、桜の見ごろは開花してからたったの2~3日とご存じでしたか?
これは、花びらがびっしりと枝につく独特の咲き方によるものだとか。
待ちこがれて咲いた花々が、つかの間わたしたちに喜びを与え、はらはらと散りゆくことが桜の美学かもしれませんね。
「来年も無事に桜がみられますように」と願いを込めて…
また「大岡川プロムナード」は川沿いにたくさんの屋台の出店が風物詩なのですが、
今年は中止との事です。こちらもまた再開されることをたのしみに…。
風情豊かな「大岡川プロムナード」に訪れてみてはいかがでしょうか。
あなたにとって心に残る春の贈り物にであえますように!
大岡川プロムナード
住所:神奈川県横浜市南区弘明寺町ほか
アクセス:京浜急行弘明寺駅から徒歩5分
:横浜市営地下鉄弘明寺駅から徒歩3分
TEL:なし
駐車場:なし(近隣に有料駐車場あり)
開催時間:ライトアップ18:00-21:00
(2022年3月25日-4月10日まで)