焼きたてハーバーが味わえる!ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」

横浜銘菓と言えば、「ありあけのハーバー」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

日本大通り駅から徒歩3分、中区役所の隣にあるありあけ本館 ハーバーズムーン 本店。

おなじみのハーバーやケーキなどの洋菓子のショップと併設されたカフェでは、メニューに焼きたてハーバーもあるんです!

今回はティータイムにおすすめのありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」を紹介していきます。

 ありあけ本館・ 「 HARBOUR’S MOON Café」へGO!

ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」は通りに面したマンションの1階部分にあります。

入口はショップとカフェの2か所。つながっているので、どちらからでも入れますが、中区役所側から入るとカフェにすぐ入れます。注文口で先にオーダーするセルフ式です。

カフェのインテリアは、重厚感のある落ち着いた色目のダークカラーの床やテーブル、フランスのパリのカフェを連想させる音楽とアールデコ調のライト。喧騒を忘れて、静かなひと時を楽しみたい気分の時に、最適なカフェです。

またお天気のよい日はテラス席に座るものおすすめ。ビルの間から青空を見ながら、開放的な気分でお茶が楽しめますよ。

ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」のイチオシメニューはエッグベネディクトとフレンチトーストとのこと。おじゃました時間帯がティータイムだったので、今回はフレンチトーストをオーダーしてみました。

できあがるのを待つ間、ハーバーの歴史をかんたんに解説していきましょう。

横浜市民なら知っている、ハーバーの歴史

時代をさかのぼること、1936年。横浜の鶴見に和菓子店「ありあけ」が創業。1954年洋菓子の要素を取り入れた栗を使ったお菓子を発売。当時は「ロマン」の名で発売され、後に「ハーバー」となります。

その後1999年に旧有明製菓は倒産してしまうのですが、元社員と市民により復活実行委員会を発足。2001年に「ハーバー」は復活します。以後、地元に密着したお菓子メーカーとして、横浜市内の百貨店、ところによってはスーパーでも見かけるお菓子となりました。

ありあけ本館 ハーバーズムーン 本店の前には玉楠の木のモニュメントが置かれています。この玉楠の木のモニュメントはありあけ本館 ハーバーズムーン 本店、2006年の開店時からあるもの。

モデルとなったのは開港資料館の庭にある「たまくすの木」。江戸の大火、関東大震災で二度焼けてしまったにもかかわらず、再び芽吹き、横浜復活のシンボルとして大切にされてきた木です。

玉楠の木のモニュメントには「たまくすの木」のように、横浜市民と共にどんな困難にもめげずにがんばりたいとの想いがこめられているのだとか。

現在では定番のハーバーだけでなくガレット、そして大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、沖縄と鶴見を舞台にした朝の連続テレビ小説、「ちむどんどん」にちなんだ限定商品も発売するなど、限定品にも力を入れています。

プロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズとのコラボ商品もあり、ベイスターズファンの方も多く来られていましたよ。

地元に愛されてきた銘菓なので、私も手土産を買う際は選択肢のひとつになっています。

うれしいのはセットだけでなく、バラ売りもあること。さまざまなハーバーやガレットのセット内容をカスタマイズできるのも、ショップの魅力のひとつと言えるでしょう。

イチオシメニューと焼きたてハーバーを実食

イチオシメニューのフレンチトーストが運ばれてきました。アイスクリームとたっぷりのホイップクリームが食欲をそそる~。

こちらのフレンチトーストはイギリスパンを使用しており、耳の部分はサクサク、パンの部分はフワフワのふたつの食感を楽しめるようにしているとのこと。

確かに耳の部分がサクッとしています。バケットで作ったフレンチトーストとはまた違った食感で、ミルク強めのバニラアイスが乗ったフレンチトーストと、酸味を抑えたスッキリした味わいのコーヒーが合う!

コーヒーの紙カップもシックな色目で、お花をモチーフにしたおしゃれ感のあるデザインに気分もあがります。

ハーバーのカフェなのに、ハーバーが全面的に出ていないのはなぜですか?と店長さんに聞いてみたところ、カフェのメニューは定番のハーバーとは少しイメージを変えたいと思われたのだとか。なるほど。

カフェのメニューには焼きたてハーバーもあります。焼きたてハーバーは現在、ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」とハンマーヘッド、横浜CIAL店のみで購入可能。

カフェに来られているお客さんの中には、焼きたてハーバーをオーダーされている方も結構いらっしゃいました。

せっかくなので焼きたてハーバーもいただいてみることに。私のおすすめのハーバーの食べ方は、冷蔵庫で冷やして食べる「冷やしハーバー」ですが、初めて食べた焼きたてハーバーはまた別のおいしさがありました。

袋から出したときの照り美しさ、ほくほくの食感と栗のほどよい甘味が、どこかなつかしくてほっとするおいしさでした。焼きたてハーバーは小ぶりで持ち運びにも便利なので、食べ歩きにも最適。テイクアウトもおすすめです。

横浜の銘菓として愛されるありあけのハーバー。ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」ですてきなティータイムをすごしてみては?

カフェメニューを楽しみながら、優雅でゆったりとしたいい時間をすごせますよ。

ぜひ、ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」に行ってみてくださいね。

ありあけ本館・「HARBOUR’S MOON  Cafe」
住所:神奈川県横浜市中区日本大通36 シティタワー横濱1F
アクセス:みなとみらい線「日本大通り」駅 3番出口より徒歩3分
みなとみらい線「元町・中華街」駅 3番出口より徒歩8分
JR根岸線「関内」駅 南口より徒歩7分
市営地下鉄「関内」駅 1番出口より徒歩8分
TEL: 045-210-9778
営業時間:
カフェ営業時間(平日) 11:00~18:00(LO.17:30)
カフェ営業時間(土日祝)  11:00~18:30(LO.18:00)
ショップ営業時間 10:00~20:00
定休日:不定休 

※新型コロナウィルス感染拡大等により営業時間等が記載と異なる場合があります。訪問時は事前にHP等でご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。