横浜・青葉台で味わう本格中華「紅虎餃子房 青葉台東急スクエア店」

青葉台駅は、東急田園都市線の急行停車駅のひとつです。
朝から雲行きが少し怪しい4月のおわりに、青葉台駅を訪れました。
天気予報通り、お昼前には雨が降り出しました。

青葉台の駅ビルが、青葉台東急スクエア。駅直結になっていて、ショッピングや食事をするのにも便利な施設です。
ちょうどランチタイムなので、青葉台東急スクエアのレストラン街でランチを食べることにしました。

青葉台の駅ビル、東急スクエアにある中華料理店

あいにくの天気にもかかわらず、5階のレストランフロアは結構な人出です。
11時のオープンと同時に、続々とランチタイムを過ごす人たちが目当てのお店に吸い込まれて行きます。

今日のお昼ごはんは中華料理にしよう、と東急スクエアの入り口から決めていました。

5階に上がるエスカレーターから、ちょうどガラス越しに店内が一番よく見える店舗が、中華料理店の「紅虎餃子房 青葉台店」です。
知人の女性からも、「店内が外からもよく見えるから、女性一人でも入りやすくて好き」と聞いていましたが、なるほど、確かにその通りだなと思いました。

店舗入口横にある大きなガラスのショーケースには、定番のチャーハン、麺類をはじめ、エビチリなどの一品料理、餃子や春巻きなどのサンプルが並んでいて、どれも色鮮やか。どれにしようか迷ってしまいます。

まだ12時すこし前だというのに、店内はすでに満席の様子。2人の女性が店頭で席が空くのを待っていました。
女性たちに続いて待っていると、スタッフが手際よく空いたテーブルを片付けてくれ、窓際の明るいソファー席に案内してくれました。

紅虎青葉台店長のおすすめ料理を注文

メニューを見ると、点心、定食、麺類とチャーハンのセットなど、種類豊富で、どれも目移りしてしまいます。
なかなか決まらず、ちょうど注文をとりにきてくれた店長さんに、思い切っておすすめを聞いてみることに。

「やはり、横浜といえば、地域限定のサンマー麺ですね。あとは、鉄鍋棒餃子が紅虎餃子房の名物なのですが、ボリューム満点の大餃子もぜひ試してみてください。定食にもできますよ。それと、辛いものがお好きでしたら、マーボ豆腐もおすすめです」

店長さんのおすすめならば、とその3つを注文してみることに。

プーアール茶を飲みながら待っていると、活気のある奥の厨房から、つぎつぎとできたての料理が運ばれてきます。

私たちのテーブルにも、注文して15分も待たないうちに、全ての料理が揃いました。
店長おすすめの3品をご紹介します。

横浜地区限定・紅虎サンマー麺

「サンマー麺」とは、横浜発祥のご当地ラーメンです。
神奈川県に住んでいれば、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

紅虎サンマー麺も、醤油味のスープに、肉や野菜を炒めたあんかけがのった、王道の見た目でした。
ラーメンを食べながら、あんかけ肉野菜炒めも味わうことができる・・・とても得した気分です。あんかけの具材はキャベツ、もやし、きくらげ、豚肉がたっぷりで、かなりボリュームがあります。

もちろん、できたてで運ばれてきたのですが、あんかけがかかっているので、最初から最後まであつあつでいただけます。スープのあんかけも熱いので、やけどに注意しながら食べました。

紅虎餃子房でも横浜地区限定のラーメンなので、一度は食べる価値あり。紅虎でサンマー麺を見かけたらぜひ試してみてください。

  • 紅虎サンマー麺 980円(税込1,078)

今や紅虎の名物?!大餃子

紅虎餃子房の名物といえば、鉄鍋に入った細長い餃子「鉄鍋棒餃子」です。
鉄鍋棒餃子は私も食べたことがあり、知っていたのですが、今回は初めて大餃子を注文してみました。

まずはその大きさにびっくり!

大餃子は、いわゆる一般的な餃子の約3倍の大きさ。
男性でも一口で頬張るのは難しいほどの大きさです。まさに「大餃子」。
中身もジューシーで、肉汁が溢れます。

紅虎餃子房の点心は、點心師(てんしんし)と呼ばれる、中国の点心専門の技術を持った料理人が、店内でひとつひとつ丁寧に仕込んでいるのだそうです。

ふとランチタイムの店内を見ると、なんとほとんどのテーブルにこの大餃子が!
紅虎の新しい名物になっているようでした。

ボリュームたっぷりな大餃子は、3個と6個の数が選べるので、他の料理も食べたい方は3個入りもおすすめです。

  • 大餃子 3p 460円(税込506)/6p 900円(税込990)

辛さがやみつきになるマーボ豆腐

マーボ豆腐といえば、誰もが知っている中華の定番ですが、それ故に好みが分かれる料理ではないでしょうか。

紅虎餃子房のマーボ豆腐は、皿の上に見えるのは辛味噌で炒めた豆腐のみ。
とてもシンプルな見た目です。

一口食べると、まず山椒の風味をガツンと感じます。
豆腐はとてもやさしい食感ですが、辛味のパンチ力に驚きました。
食べ進めるうちに、全身がじんわりとあたたまり、口中が辛味の刺激でいっぱいに。
それでも、不思議と食べるのをやめられません。ついに完食してしまいました。

ただ辛いだけではなく、辛味噌の旨味と豆腐そのもののおいしさのバランスがちょうど良いです。主役の豆腐は木綿豆腐の旨さと絹豆腐のなめらかさを合わせ持っている、何ともいえない食感でした。

辛いマーボ豆腐がお好みの方には、ぜひおすすめのやみつきになる旨さでした。

  • マーボ豆腐 980円(税込1,078)

ボリューム満点の料理3品でお腹ははちきれそうだったのですが、デザートの杏仁豆腐までいただき、大満足のランチタイムとなりました。

中華街をはじめ、老舗の中華料理店がひしめく横浜ですが、青葉台駅ビルにも中華の名店「紅虎餃子房」あり。本格的な中華料理が楽しめます。

店長さんをはじめとする、活気のあるスタッフのみなさんもお店の魅力です。
中華料理が食べたくなったら、ぜひ訪れてみてください。

紅虎餃子房 青葉台東急スクエア店
住所:神奈川県横浜市青葉区青葉台2-1-1 青葉台東急スクエアSouth-2 5F
アクセス:東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩5分
営業時間:11:00ー22:30(L.O.22:30)
電話番号:045-985-8733
定休日:施設休業日
※臨時休業する場合があります。最新情報は店舗にご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。