みんなの知の宝庫♪弘明寺「横浜市南図書館」

最近では、電子書籍やネット上でもたくさんの本を読めるようになりましたよね。
みなさんは「本」をどのように読むのがお好みでしょうか。

私はまだまだ紙の本が恋しく、本屋さんに出向いたり図書館に専門書などを探しに行ったりと、日々の暮らしに本は欠かせないアイテムのひとつです。

「宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことができるのだ」

というウォルト・ディズニーの名言にもあるように、本は生活に役立ったり、知るよろこびを与えてくれる大切な存在です。

そこで今回は、京浜急行「弘明寺駅」徒歩1分の場所にある「横浜市南図書館」をご紹介いたします。
駅にある図書館といっても過言ではないほど、改札を出たすぐの場所に位置しているので雨の日や返却に訪れる際にも便利です。

さっそく、南図書館内にはどのようなお宝が眠っているのかのぞいてみましょう♪

こちらの南図書館は、1階・2階が図書スペースになっていて、蔵書数が106,500冊あり南区内一番とのことです。(2022年4月現在)

また3階屋上にはみなさんが気軽に利用できる弘明寺プールもあります。

1階のフロアの全てが幼児から小学生までが好む本の数々があり、入り口付近には、推薦図書の数々が飾られているので、迷った際にはとても参考になります!

またお探しの本を検索できるパソコンも数台ありました。

好奇心いっぱい紙芝居

館内1階中央には、紙芝居がたくさんありました。
紙芝居は大きく、画面を抜き、差し込む動作がおもしろく、発育に大切なワクワクの瞬間や好奇心・想像力などをはぐくみます。

読み手は、お子さんたちの表情を見ながら読み進めることができるのもうれしいですよね。

リンゴの棚の由来は…

1階左手側にある「りんごの棚」にはいろいろなタイプの本が並べられています。
南図書館が特設しているこちらのコーナーは、スウェーデンの図書館が由来とのこと。

「すべての子どもたちへのサービスを届ける取り組み」から始まりました。

もともとは、言語障害のある子どもたちを支援するロンドンの障害児童図書館がモデルとなっているそうです。

点字で読める絵本や手話、ピクトグラムのついた絵本など、文字を読むのが苦手なお子さんでも本に親しめる作品がたくさんあります。

実際に絵本を開いてみましたが、「ボツボツ」「ザラザラ」などの感覚をたのしむことができました。

こちらは、靴を脱いで自由に絵本などが楽しめるスペースとなっています。
また館内1階には、お子さんが読書しやすい背丈の低いテーブルと椅子が数台ありました。

2階には、10代の方向けの本コーナーや専門書、新聞・雑誌など。
今回伺った際には、高校生・大学生たちが勉強をしていたり、パソコンを開いている大人の姿も見かけました。
図書館特有のしんと静まり返った空間で、いちだんと集中力が上がるのではないでしょうか!!

安心して借りられるってうれしい

図書館といえばやはり不特定多数の方が利用されているので、いろいろと気になる方もいらっしゃるかもしれません。

こちらは、「図書除菌機」。
文字通り本を除菌してくれる装置なのですが、横浜市立図書館全館に設置されているとの事です。
もちろんこちらの「南図書館」にもありました。

さっそく利用してみましたが、とても簡単に使うことができました。
ボックスの中に、資料や本を数冊入れるだけで紫外線ランプが45秒で除菌してくれます。

こうした取り組みのおかげもあり「返却が面倒…」と思われがちな図書館も、気軽に利用できるんですよ。
ぜひ一度利用してみてください♪

横浜市南図書館
住所:神奈川県横浜市南区弘明寺265-1
アクセス:京浜急行「弘明寺駅」徒歩1分
     横浜市市営地下鉄「弘明寺駅」徒歩8分
     神奈川中央交通バス「弘明寺口」下車徒歩5分
電話番号:045-715-7200
開館時間:9:30-19:00
     土・日・月・祝・12/28 9:30-17:00
     ※1/4 12:00ー17:00
休館日:施設点検日(月1回)、年末年始(12月29日~1月3日)、図書特別整理日
駐輪場:あり

※新型コロナウィルス感染拡大等により、開館時間・休刊日が記載と異なる場合がありま
す。訪問時は事前にご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。