空と緑しかない広い場所で、何も考えずただボーっとしていたいと思ったことはありませんか?日々追われている日常から解放され、のんびりと過ごす休日。最高ですよね。
今回ご紹介する「岸根公園」は、まさにそれを叶えてくれる場所です。昭和46年に開園して今年で50周年。その魅力をたっぷりとお伝えしましょう。
スタートはケヤキの森
正面入口で、きらきらと輝くようなケヤキが歓迎してくれます。ケヤキの下は少しひんやりとしていて、まるで森の中を歩いているような気分。
ここを抜けると大きな中央広場に到着します。広さ140,587㎡もある公園。迷子にならないように地図で確認しましょう。
公園を一周するウォーキングコースはなんと約1,340m。左側にある「ひょうたん原っぱ」の大きさにも驚きますが、野球場が2つ、県立武道館や池もあります。まずは情報収集へ。
管理センターには情報が満載
正面入口を左に行くと管理センターがあります。周りには色とりどりの美しいバラや、50周年の記念としてアオダモが植樹されていました。
センターでは無料で貸出ししてくれるものがたくさんあります。
- 砂遊びセット
- 竹とんぼ
- レジャーシート(3枚)
- フラフープ(3本)
- ベビーカー(1台)
- 車椅子(1台)等
竹とんぼやフラフープなど、思わぬもので遊ぶことができます。また公園内の樹木の案内図や、ウォーキングルートマップなどもありますよ。
さらにイベント情報も満載です。
5月にひょうたん原っぱで2回開催された、「青空ヨガ」は大人気だったそうです。参加費はなんと200円!ヨガマットまで用意してくれます。
キャンセル待ちが出るほどでしたので、秋にまた企画予定だと管理センターの方がおっしゃっていました。広い芝生の上でヨガをやってみたい方はぜひ参加してみてください。
では、いざ原っぱへ!
広大なひょうたん原っぱに到着!
管理センターからまっすぐ奥に進むと「ひょうたん原っぱ」が見えてきます。芝生が青々としていて、初夏のような日差しがより緑を美しく輝かせていました。
この日はいくつかの幼稚園が運動会を開催していましたよ。かわいらしい子どもたちの歓声が、とてものどかな気分にさせてくれます。
この原っぱをぐるりと1周すると、730mあります。平坦な道なのでウォーキングコースにはもってこいでしょう。また8つの健康遊具が設置されているのも嬉しいですね。
一番人気の腹筋ベンチ
バーに足を引っかけて腹筋運動する遊具です。ウォーキングしたあとなどに、気軽に筋トレができますね。
他にも、平均台やパラレルバー、ステップアップベンチなどもあるので、ぜひ試してみてください。
岸根公園のシンボルツリーがステキ!
こちらはユリノキです。原っぱの中に10本ほどあるこの木は、5月頃にチューリップのような黄色い花が咲くそうです。シンボルツリーというだけあって、みなさんの憩いの場になっていました。
人気スポット「忍者とりで」へGO!
せせらぎ広場には、子どもたちが大好きな複合アスレチック遊具「忍者とりで」があります。
吊り橋やロープで登ったり降りたりと、思いっきり遊べそうですね。目の前に広がる芝生にレジャーシートを敷いて、お弁当やお菓子を食べながらゆっくりと楽しみたいものです。
今は人気のローラーすべり台が老朽化のため撤去してありますが、秋頃には新たな遊具が登場するそうですから乞うご期待!
大樹プラタナス
せせらぎ広場には「忍者とりで」の他に、もくもくと大きなプラタナスがあります。そのそばにはバスケットゴールもあり、なだらかな坂から見るその景色は、とても開放感があり思いっきり息を吸い込みたくなるほど美しかったです。
のんびりと篠原池でひとやすみ
岸根公園の端っこにある篠原池。3月下旬にはソメイヨシノが美しく咲き誇り、お花見客でにぎわうそうです。
今はさわさわと風に揺れる美しい緑色。ウッドデッキではしゃいでいる子どもたちや、あずまやでゆったりと池を眺めているご夫婦もいらっしゃいました。まるで時が止っているかのように静かで穏やかな場所です。
今回「岸根公園」は爽やかな新緑でしたが、春には桜色になり、秋には赤や黄色に、冬には雪化粧と、四季折々の美しさを肌で感じることができます。
まさに空と森と芝生と、あとは美味しいお弁当があれば完璧ですね。開放感あふれる「岸根公園」の自然に一度癒やされてみませんか。
岸根公園
住所:神奈川県横浜市港北区岸根町725
アクセス:市営地下鉄「岸根公園駅」2番出口徒歩1分
TEL:045-481-1697