新しくスタートする季節には、本や文房具が何かと必要。
でもこの頃、街の本屋さんや文房具屋さんが少なくなってきたと思いませんか?
こちらの「天一書房」は、港北区の日吉、綱島、大倉山などに店舗をおく、いわゆる街の本と文房具のお店です。
しかし書誌在庫数はなんと20万冊!素晴らしい品揃え。
そしてなんと言ってもこの文房具売り場は、地域の方々の強い要望により、5年前に拡張リニューアルオープンしました。
まさに頼りになる「天一書房」なんです。
また日吉と言えば慶応大学ですから、慶応特集のコーナーもあるなど地域に根ざした、魅力あふれるお店なんですよ。
ではさっそくご紹介しましょう。
小さな子どもから大人まで楽しめる!キッズコーナーがステキ!
まずは、「kid’s room」と書かれた明るい本棚、絵本のコーナーです。
食パンを着たねずみさん?がバゲットを持って逃げるところでしょうか。
なんともかわいらしい「パンどろぼう」(作:柴田ケイコ)の立て看板に引きつけられてしまいました。
絵本ばかりではなく、言葉大辞典や、図鑑、虫のクラフトも飾ってあり好奇心を刺激しますね。
親子や、兄弟で楽しいひとときが生まれそうです。
絵本コーナーのお隣におもちゃ発見!
みんな大好きなおままごと!木でできた野菜や果物、お鍋やお皿が棚にずらりと並んでいますよ♪
なかでもひっそりと置いてあるバーモンドカレーが面白いですね。
木製カレールウを割ってみると、心地よい音がするうえ、裏面には「じゃがいもの芽をとろう」と食育も!
絵本と合わせておもちゃも楽しめるのが遊び心をくすぐります。
隣には「LaQ(ラキュー)」です。パチパチとはめていく日本製のパズルブロック。
とてもカラフルで、形も面白いので想像をかきたてられます。
本屋さんにはよく置いてあるパズルですが、こちらのラインナップはなかなかすごいですよ。
恐竜からスイーツまで、ついつい立ち止まって見てしまいます。
シールブックにペーパークラフトが楽しそう♪
さらに奥の棚を見てみると、レトロな「OSHARE NOTE」を発見。
シールで着せ替えなんて夢が広がりますね。
大人も夢中になってしまいそうです。
お弁当や顔のシールブック、ペーパークラフトなど他ではあまりみかけないものがひっそりとしっかりと並んでいます。
すべて子ども目線で見られるような配置になっているのがやはり嬉しいですね。子どもコーナーだけでもかなりの充実度。じっくり見ていると瞬く間に時間が過ぎていってしまいます。
超人気の「アデリアレトロ」が!
今流行の「アデリアレトロ」のコップ。
昭和の家庭に1つはあったのではないでしょうか。
それが復刻版として登場し、おしゃれなお店でよく見かけます。
まさか!文房具屋さんでお目にかかるとは!「天一書房」のセンスが光ります。
よく見ると、「アリス」や「野ばな」、「花まわし」など定番が全て揃っています。
クリームソーダやコーラフロートを作って飲みたくなってきますね。ぜひ一度チェックしてみて下さい。
世界規模!SDGsコーナー
世界中が取り組んでいるSDGsを「天一書房」も参加しています。
PILOTが出している、「海から回収されたプラスチックを使ったボールペン」(110円)を販売中。
この1本のボールペンから、環境問題に興味を持つ子がいるかもしれません。
隣にはフードロスについての解説がありました。まさに「天一書房」の志の高さを実感しました!
話題の本のポップが楽しい!
たくさんのポップが並んでいましたが、「当店で大ヒット!累計1090冊突破」のポップは面白かったです。
「読んでいる途中で思わず「面白―い!」と声が出ます!」と書いてありクスッと笑ってしまいました。
今は書店員さんが決める本屋大賞があるほどですから、ひとつひとつのポップはとても参考になります。
ぜひ本選びのヒントにしてみて下さいね。
街の本屋さんと文房具屋さんは、行ってみるととても親しみの持てる大切な空間でした。
ゆったりとした独特な時間が流れる「天一書房」にぜひ訪れてみて下さい。
あなたもお気に入りの本や文房具にきっと出会えるはずですよ。
天一書房 日吉店
住所:神奈川県横浜市港北区日吉2-1-1 日吉東急Ave南館3F
アクセス:東急東横線「日吉駅」から徒歩0分
TEL:045-565-0211
営業時間:10:00-22:00
定休日:1月1日