3月26日から6月12日まで横浜の各エリアで開催されている花と緑の祭典、「ガーデンネックレス横浜」。
今の時期は元町や山下公園エリアのバラが見ごろとなっており、「横浜ローズウィーク」として、横浜市の花でもあるバラがフューチャーされています。
今回は横浜の歴史や街並みをバラと共に楽しめる、「横浜ローズウィーク」の中でも、
港の見える丘公園エリアを紹介していきます!
横浜のバラの魅力を堪能できる横浜ローズウィーク
「ガーデンネックレス横浜」は2017年に開催された「全国都市緑化よこはまフェア」の後を引き継ぎ、その後も花と緑の取り組みを広げるイベントとして定着。春は桜やチューリップ、そして今の時期はバラと春から初夏にかけて、連なるように横浜の各エリアではさまざまな花が楽しめます。
山下公園、港の見える丘公園や洋館が建ち並ぶ山手エリアは色とりどりのバラが咲き誇り、観光客や地元の人がこぞって写真を撮っています。
港の見える公園への元町・中華街駅6番出口を出て、駅構内のエスカレーターに乗り、アメリカ山公園から行くと比較的高低差がゆるいコースになっているので、おすすめ。アメリカ山公園内にもバラがあるので、楽しめます。
坂を登り、港の見える丘公園に入ると、「イングリッシュローズの庭」、「バラとカスケードの庭」、「香りの庭」と大きく3つのエリアに分かれており、コンセプトの違うお庭で美しいバラを堪能できますよ。
横浜とバラの深いつながり
横浜にバラが上陸したのは幕末から明治時代の初期にかけてと言われています。外国人商館の庭に植えられていたバラが、周辺に住んでいる日本人の間にも徐々に広まっていきました。
港の見える丘公園で見られるバラは約150品種、1,000株。バラと言ってもお花屋さんでよく見かけるような定番のバラだけでなく、いろんな種類があるんですね。こんな風に飾っても写真映えします。
「イングリッシュローズの庭」は小道を歩きながら、鑑賞できるエリア。バラだけでなく木々や他の植物も楽しめます。ここは横浜ですが、歩いているとイギリスのお庭を散歩しているかのような気分にもなれ、リフレッシュできますよ。
「映え」も狙える、撮影スポット
「イングリッシュローズの庭」からさらに奥に進み、「香りの庭」へ。この日はお天気もよく、ワンちゃんを散歩されている方をよく見かけました。バラとワンちゃんを撮影し、映えショットを狙っていましたよ。
「香りの庭」は沈床花壇と言われる造り。沈床花壇とは周囲とは一段低くなった部分を中心に、斜面や境界に花木を配置した西洋庭園の形式の一種。散歩できるよう道が確保され、空も広く感じられます。「香りの庭」というだけに、いい香りを放つバラを多く集めていて、バラの近くに行くととてもいい香りがして、思いっきり深呼吸したくなります。
道沿いにバラが植えられているので、近くに寄ってこんなにきれい撮れます。ちなみにこのバラの名前は「ヒーリング」。2013年に日本で生まれた比較的新しい品種。日々品種改良され、進化した新しいバラが見られるのも楽しみです。
「香りの庭」のバラのアーチの奥にはベンチが。ベンチに座ってのんびりバラを眺めれば、贅沢なひと時がすごせます。また写真映えするスポットでもあるので、撮影している方も多いです。こんなにステキな場所なら、ドラマチックな写真が撮れそうですよね。
「横浜ローズウィーク」が開催されている山下・関内エリア、元町・山手エリアでは周辺のカフェやレストランとコラボしたお食事やスイーツも楽しめます。バラを思う存分堪能したら、休憩がてらぜひ行かれてみては?
詳細は各会場に置いてある無料の公式ガイドブックをゲットしましょう。
今週末はバラの香りと美しさに癒やされに、ぜひ港の見える丘公園へ行ってみてくださいね。
横浜ローズウィーク・港の見える丘公園
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅6番出口から徒歩7分
JR根岸線・京浜東北線石川町駅下車徒歩20分
JR根岸線・京浜東北線桜木町駅始発保土ケ谷駅行「11系統」「港の見える丘公園前」下車
TEL:050-5548-8686(毎日9:00-20:00 2022年6月13日まで)
営業時間:フランス山は夜間閉鎖時間帯あり
駐車場:あり
※新型コロナウィルス感染拡大等によりイベント開催時刻等が記載と異なる場合があります。訪問時は事前にHP等でご確認ください。