最近では、冷凍餃子の無人販売店(自動販売機)が各地で増えつつあり、こだわりのあるおいしい餃子が家庭でいただけるようになりましたね。もちろん戸塚にも駅前などでお店をみかけます。
冷凍餃子の自動販売機のブーム、このままずっと続いてほしいところですが、ある日突然、好きだった餃子の自動販売機がなくなるという不安も。
ご心配なく。戸塚にはずっと前から「おいしい餃子」が、ありますよ。
中華料理店から卸・通販餃子の専門店へ
もともとは中華料理店だったものの、横浜市の道路計画に伴う移転により、惜しまれつつ閉店することになったのを機に、冷凍餃子の製造卸業・通販業にシフトされたそうです。
戸塚の舞岡にある製造工場に直売店が併設されており、そちらに伺いました。
こじんまりとした店内には、いくつかの冷凍ショーケースが並べられています。
店内に入ると店員さんがお店奥から出てきてくださいました。
素材そのものを活かした「皮が命」のやさしい餃子
こちらは今回のお目当て「プレーン[黄河]」。戸塚区民が自信をもって推薦する「おいしいもの 戸塚ブランド」に認定されています。
新鮮野菜と豚肉(三元豚)は全て国産。豚肉は冷凍肉を使いません。野菜の洗浄からカット、タネ作りから包む工程まで、外注せず全て自社工場でおこなっているそうです。
ぎょうざの命でもある「皮」は、工場内で職人さんの手作業で作っているとのことです。限りなく岩清水に近い「自然回帰水」という水を使って、素材の持ち味をきちんと引き出しながら丁寧に作られています。
添加物や化学調味料を使用せず全ての工程を自社工場内で丁寧におこなうこともあってか、お値段はリーズナブルとはいきませんが、実際にいただけば、他の冷凍餃子との違いが分かるはずです。
餃子は正しく焼いてこそ!「プロ流」の焼き方で実食はいかに
さっそく、今晩の夕飯は「横濱黄河」の餃子を焼いてみましょう。
餃子はよく焼きますが、フライパンから皮が離れず破れてしまったり、乾燥しすぎて皮の端がカチカチになったり。私はそんなことがよくありますが、横濱黄河さんでは、「プロ流」の餃子の焼き方を伝授してくださいます。
正しい焼き方を守って調理した餃子がこちらです。いかがでしょうか?餃子を蒸し焼きにした後の、蓋をとって皮に焼き目を付ける時間で、自分が思うよりもしっかりと火を入れるのですね。フライパンからきれいにはがれました!
肝心の味ですが…、先ず「この餃子おいしいね」と言ったのはうちの次男。次男は余計な調味料の入ったものが好きではありません。餃子のあんに余計な化学調味料の味は一切せず、しっかりと野菜と肉の甘味を感じます。
皮はほどよく厚みがあり、しっかりと蒸し焼きしたのでふっくら、皮目の食感もパリパリです。餃子って皮を味わって食べるものだなと、再認識させられるような逸品です。
遠方の方も通販で戸塚の餃子、召し上がってください
餃子も水餃子、変わり餃子、春巻き、チャーハンやタンメンなど、各種商品は製造したあと急速凍結させ、作った時の鮮度やおいしさをそのままぎゅっと閉じ込めています。
横浜黄河さんは製造卸・家庭用通販を専門とされていますので、遠方にお住まいの方も、今回ご紹介させていただいた餃子を購入することができます。
近くにお住まいの方は、その場で焼いて提供するテイクアウトもあります。
食べて初めて感じる「あっ、からだにいいもの食べてるな」
この感じをぜひ味わってみてください。
ぎょうざの横濱黄河 工場併設直売店
住所:神奈川県横浜市戸塚区舞岡町3656-2 SKビル1F
アクセス:JR横須賀線・東海道線 戸塚駅より舞岡行きバス「西根」下車徒歩1分
営業時間:平日・祝日10:30-18:00 土日10:30-19:00
TEL:045-826-3280
定休日 : 火曜日