今回ご紹介するのは、大倉山のカフェ「喫茶ありおり」です。
訪問しようと思ったきっかけは、1枚のチラシでした。
大倉山のカフェ6件による「大倉山 春のCafeまつり2024」です。
毎年大好評のこのイベントでは、6件全てめぐると大皿が、1件につき4回めぐると店ごとに異なるグッズがもらえます。
素敵なプレゼントも気になるし、カフェにも行きたい…！
さっそくうかがった1件目が、喫茶ありおりさんでした。
駅から徒歩約6分！線路沿いのゆるい坂道を歩く
お店は、東急東横線大倉山駅から徒歩6分ほど場所にあります。改札を出たら左に進み、渋谷方面に線路沿いの道を進みます。ゆるい坂道を登って降りたら、左側に小さなお店が見えてきます。古いビルをリノベーションしたような感じの建物で、少しレトロな雰囲気の入口です。
窓の下にメニューの黒板があります。「苺のパンナコッタ」が気になります！
落ち着いた色調の、木のぬくもりを活かしたインテリアです。全部で11席、2人掛け、4人掛けのほか、1人でくつろげるカウンター席もあります。
窓際のカウンター席は、外の光が差し込んで明るい雰囲気です。窓の下の方は擦りガラスになっているので、通行人の方の視線を気にせずに利用できます。
この建物には「喫茶ありおり」と「ゆったりサロンゆるり」があります。
喫茶ありおりは1階で木曜から日曜、ゆったりサロンゆるりは2階で月曜から水曜。ご夫婦で店主と店長をされています。
店主さんのこだわり。乳製品と卵不使用のやさしいメニュー
さっそくメニューをチェックです。
コーヒーは深煎り・中煎りの2種類、大倉山の商店街にあるカフェ・バンブーさんの自家焙煎のオリジナル豆を使っているとのことです。カフェインレス（デカフェ）もあります。
おやつは全て乳製品・卵を使用していない手作りとのこと。あんこもケーキも気になります。
おやつは単品のほか、いろいろな種類が食べたい方にピッタリの「3点セット」があります。大人気の苺のパンナコッタは3点セットでいただけるそうです。
軽いお食事もあります。フランスの家庭料理「フリカテッセン」が人気。牛乳やバター、小麦粉を使わず、豆乳と米粉でソースを作っているそうです。
ドリンクはコーヒーのほか、チャイや番茶などのティーもあります。和洋合わせて種類が豊富です。
メニューの一番後ろに、店主さんからの「おたより」がありました。
なぜ乳製品と卵を使わないのか、理由が書いてありました。ご自身の経験をふまえて、食物アレルギーでもおいしくスイーツを食べてもらいたいという思いにつながったことが分かります。
このほかにも「おたより」はいっぱいあって、2024年の抱負から最近行ったビリージョエルのコンサートの話まで、オーナーさんの楽しい人柄がうかがえる温かい文章に、ほっこりします。
やさしい甘さのスイーツがおいしい！
注文したコーヒーとおやつがやってきました！
おやつは、3点セットでは多すぎると悩んでいたところ、特別に2点セットにしていただけました。うれしい！
コーヒーは「あっさり」の方です。中煎りのやわらかい苦み、爽やかな酸味と軽めのコクが楽しめます。とてもクリアな味です。
苺のパンナコッタは、トゥルンとした白いパンナコッタに苺のジャムがのっています。牛乳や生クリームにはないさっぱりとしたミルキーな味わいに、甘さ控えめの苺ジャムがピッタリです。
米粉のパウンドケーキは抹茶味です。やわらかな口どけのきめ細かなスポンジにほんのりとしたお茶の香り、甘さも控えめです。添えられたクリームには小さなお花。見ためも味もやすらぐおやつです。
お会計のとき、店主さんご夫婦と少しお話をしました。お2人ともとてもほがらかで、お話もとても上手、笑顔が素敵な方たちでした。
お店のキーワードは「こころ」と「からだ」と「対話」だそうです。
忙しい時間から少し離れて、自分をゆっくり見つめたい、大切な人と過ごしたい、そんな気持ちに寄り添う素敵なカフェです。
大倉山にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね！
喫茶ありおり
住所：神奈川県横浜市港北区大曽根1-9-9 1F
電話番号：070-8347-2337（ゆったりサロンゆるりと共通）
アクセス：東急東横線「大倉山駅」から徒歩約6分
営業時間：12:00～19:00（18:30ラストオーダー）
定休日：月曜、火曜、水曜
