JR東海道線・相鉄線 羽沢横浜国大駅にオープンした商業施設、ハザール羽沢。
和食堂 ヨロコビノは、ハザール羽沢の1階にできた和食店です。
タワーマンションの下に商業施設はできたものの、なかなか飲食店ができず、地元民は心配していました。
2024年10月ハザール羽沢が開業。和食堂 ヨロコビノは、約半年後の2025年4月に待望のオープンとなりました。
株式会社バリューテーブルが運営。
駅の改札を出て真ん前の商業施設なので、初めての人でも迷うことなく見つけられると思います。

和モダンな、落ち着いた雰囲気
入口ののれんに「喜」の文字があります。

コンセプトは、旅館の朝食のワクワク感を再現することだそうです。
BGMはジャズピアノで落ち着いた雰囲気。座敷席もあり、ムードも高まりそうです。

木のぬくもりを感じる和モダンの落ち着いた店内です。 直径1メートルの丸テーブルもちょうどよいサイズです。

QRコードでオーダーするシステムです。
メニューは、極上銀鮭の親子御膳、長崎・松浦アジフライ御膳、ヨロコビノ一汁八菜 羽沢朝食御膳など、豪華な定食が並び、メニューを見ているだけでもしばらく楽しめます。
おにぎり御膳が面白そうだと思ったのですが、残念ながら品切れでした。
やはりこの店の看板は、羽釜で炊き上げたご飯です。本日のご飯(とうもろこしの混ぜご飯)も選択可能。
ご飯のお代わりを辞退したら100円引きとなる、ユニークなサービスもあります。この日は、すき焼き御膳と柚子おろし煮御膳、本日のお米をチョイスしました。
すき焼き御膳/柚子おろし煮御膳

6種の多様な小鉢、贅沢牛すき焼き御膳・あおさ味噌汁セットで2585円。とうもろこしご飯は、お茶碗に目一杯盛ってくれました。
茶碗蒸しは、濃厚なたまごがたまりません。ミニサラダは、ケールと水菜と紅芯大根入り。ほんのりとした甘みと、コリコリとした食感です。
牛肉のしぐれ煮は濃い味付けで、好みです。そら豆も甘みがあって、ホクホクとした食感でした。
付属の調味料としてあったのが、大阪の向井珍味堂のゆず七味。爽やかなゆずの香りが、料理の味を引き締めてくれます。
ごはんはおかわり無料で、白米または本日のご飯のどちらにするか聞いてくれました。
すき焼きも、肉がとろけるような柔らかさに加えて割下の味が染みていて、とてもおいしかったです。焼き豆腐も熱々でした。
すき焼きの生たまごは、上質なものを使っています。
あおさの味噌汁が、豊かな磯の香りと豊かな旨味が楽しめていいですね。
しめのうどんがやわらかくなるまで煮込まれ、残った煮汁を吸って、いいお味でした。

こちらは、鶏と季節野菜のさっぱり柚子おろし煮御膳 1650円。プラス385円にて、八海山酒粕豚汁セットにしました。
柚子の突き抜けるような涼しい香りがふんだんに楽しめます。ご飯は大盛りを注文すると、豪快に盛ってくれました。
この日は、お店の方がお店のコンセプト、料理の説明などを丁寧にしてくれました。
大人数の集まりにもぴったり

座敷の席は、最大12人まで可能です。リラックスした雰囲気を味わえるのが魅力。
職場でもしばしば飲み会の幹事役をする僕。職場のメンバーで和食堂 ヨロコビノに集まり、乾杯して軽くつまんでワイワイやって……。1時間ぐらいしてから御膳が登場する、なんて想像までしました。
社員旅行が無くなりかけている近年、こうして落ち着いた場所で職場の人々と集まるのも新鮮なのではないでしょうか。
おいしい御膳を食べた後は日本茶も欠かせません。
お茶のメニューも充実していて、6種類 605円から。深蒸し緑茶、白樺茶、薄荷煎茶、和紅茶、レモングラス煎茶、加賀棒ほうじ茶などが常備されています。
たらふくおいしいお米が食べられるので感謝です。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
和食堂 ヨロコビノ
住所:神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2-44-7 HAZAAR 1F
アクセス:JR東海道線・相鉄線「羽沢横浜国大駅」から徒歩約1分
TEL:045-520-3555
営業時間:平日 11:00-15:00/17:00-22:00
土日祝 11:00-22:00
定休日:不定休
駐車場:商業施設に有り