大型スーパーや区役所や消防署が立ち並ぶ港南中央駅前。駅から南下すると坂道を登る脇道があり、地元の方に親しまれている「桜道」が通っています。
こちらの「桜道」は、1933年に地域の方々により近隣にある日野公園墓地完成を記念して桜が植えられ、春には見事な花がお目見えし、「港南桜まつり」などが開催される地元の名所です。
今回ご紹介する「yukuri（ゆくり）」はそんな美しい坂道の途中にみえてきます。
風に揺れるカーテンの向こうにyukuriの世界
物静かで穏やかな雰囲気の入り口。ふんわりと風に揺れるリネンのカーテンを前に、ス～ッっと足が吸い込まれるような感覚になります。
さっそく店内に入ってみましょう。
かわいらしいショーケースには、洗練されたケーキや生チョコレートたちが並んでおり、センスの良いナチュラルな「yukuri」にぴったりのデザートばかりです。
席に着く前からリラックスとゆったりとした気分に包まれ、ケーキやお茶を注文するのが普段よりのんびりしてしまいました。
期間限定で壁に掛けられたドライフラワーブーケやスワッグなどは、親交のある「花香さん」の作品だとのこと。
「yukuri」の白い壁によくあう美しい演出です。
また店内の窓から見える桜は「絵葉書みたいなんだろうな～」と春先への期待感もグッと高まります。
眺めていたい！？かわいいケーキやお菓子たち
運ばれてきた苺のショートケーキは、まるで絵本の中から飛び出てきたようなかわいらしさです。
見るからにフワフワで優しそうなケーキは、眺めていたくなってしまうほどです。
しっかりとミルクの味がする生クリームと厳選された苺とのバランスが良く、シンプルだからこそ格別なひと品です。
3層のスポンジや生クリームなどの素材が伝わる品の良いお味は、お子さんから大人まで喜ばれることを実感します。
伺った日もご近所にお住まいの常連さんが、お買い物にいらしていました。
「yukuri」では、自然とお客さんの心がほどけてお子さんの無事や成長などのたわいもない話と笑みがこぼれます。
テイクアウトしたほうじ茶の生チョコレートは、期間限定商品とのことです。
京都の柳桜園茶舗のかりがねほうじ茶を使用し、ミルクやベルギーチョコレートと合わせた上品なひと品。
フワッとカカオが薫り、じっくりと口の中で溶けていく感覚がたまりません。
また入り口付近の棚には、クッキーやガレットといった焼き菓子も並べられています。
動物顔のアイシングクッキーは、「ごめんね～。失礼します！」と一言お断りしてからパクリといただきたいかわいさです（笑）
お子さんたちのお誕生会や、ママたちの集まりや女子会にプチギフトとして配ったらたちまち人気者になってしまうかも！？
ママもお子さんも一緒に過ごすひと時に
ステキな店内で目に留まった、数々の本たち。
せっかくのお茶タイムは、お子さんには絵本をたのしんでもらいママたちには、おしゃべりとケーキを心ゆく迄、堪能してもらおうといった気持ちが伝わってきます。
みなさんがゆったりとケーキを頬張る姿やお子さんの口元についた生クリームまで想像してしまいました。
ケーキのやさしい甘みのように穏やかなひと時を「yukuri」で過ごしてみてくださいね。
yukuri(ゆくり)
住所：神奈川県横浜市港南区港南5-2-30桜道シティーガーデン1G3
アクセス：横浜市営地下鉄「港南中央駅」徒歩5分
TEL：045-844-8617
営業時間：10:00-18:00
定休日：月・第3日曜
※新型コロナウィルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。訪問時は事前に店舗にご確認ください。
