カレー・マニア必見!横浜・元町「Café Next-door」の数量限定ランチが魅力的すぎる

横浜のフランス料理の老舗といえば、「横濱元町霧笛楼」。

JR根岸線「石川町」駅とみなとみらい線「元町•中華街」駅の中間点に位置し、元町ショッピングストリートのメイン通りから、1本奥に入った通りにあります。

レトロな雰囲気が漂う横濱元町霧笛楼のビルの隣にある「Café Next-door」は、隠れ家のようなカフェ。

今回は、横浜の老舗の代表のひとつでもある横濱元町霧笛楼の「Café Next-door」を紹介していきます!

 「横濱フレンチ」の老舗、横濱元町霧笛楼が生み出したカフェ

落ち着いた雰囲気の元町仲通りにあります

横濱元町霧笛楼は、1981年に横浜・元町にオープンしたフレンチの老舗レストラン。フレンチというと、重たいお料理が多いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

隣にある「横濱元町霧笛楼」レストラン入口

ですが、横濱元町霧笛楼では、健康的で体にやさしい、新感覚のフレンチを提案。創業以来、フレンチの常識を変える「横濱フレンチ」を提供し続けてきました。

クラシックを感じる街灯と看板もおしゃれです

そんな横濱元町霧笛楼が、2004年に新たな業態としてオープンさせたのが、「Café Next-door」。ケーキや焼き菓子を取り扱うショップスペースの奥に、「Café Next-door」の入口があります。

「Café Next-door」の入口は隠れ家のよう

横濱元町霧笛楼のコンセプトは、「まちのレストラン」。「Café Next-door」の名前の由来は、“レストランの隣”と“明日への扉”のふたつの意味を示しているのだそう。「まちのレストラン」の入り口として、「Café Next-door」を日常的に使ってほしいとの思いも込められているそうです。

アンティークなインテリアがシックに決まる店内

ゆったりとした店内

カフェ内はアンティーク調のテーブルとイスが置かれ、黄色の壁が印象的な内装。老舗フレンチのカフェとあって、フランスのパリのカフェを訪ねて行ったかのような気分になります。

ディスプレイされているものもおしゃれ!

座席数は30席。席の間隔が広めに取られているので、ゆったりとしています。横濱元町霧笛楼を経営している会社、株式会社鈴音の代表取締役社長の鈴木さんにお聞きしたところ、「Café Next-door」は、もともと卵などの食材を保管する倉庫だったとのこと。

黄色の壁がかわいらしい

そう言われると、天井や奥の席のあたりには倉庫時代の面影があります。倉庫をリノベーションしたというのもおしゃれですよね。インテリアはダーク・ブラウンをメインにしたアンティーク調で、シックななかにもレトロさが感じられます。

アートもしっくりハマる空間

カフェで使われている食器や食材は、横浜のものを多く使っているのだそう。地産地消に強いこだわりを持っていることが伺えます。

店内はジャズが流れ、落ち着いた雰囲気。ランチでもティータイムでも、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

イチオシのランチメニュー、数量限定の「霧笛楼チキンカレー雑炊風」

トッピングされた温泉卵がさらに食欲をそそります

今回はランチタイムに伺ったので、ランチのメニューとデザートにケーキセットをいただきました。

ランチのメニューは下記の2種類。

•霧笛楼チキンカレー雑炊風
•横濱フランスカレー

いずれも数量限定なので、ランチを目指していくなら早めに行くのがおすすめです。

横濱フランスカレーもおいしそう

「Café Next-door」のイチオシ・メニューは、霧笛楼チキンカレー雑炊風とのこと。霧笛楼チキンカレー雑炊風は、株式会社鈴音の創業100周年を記念して作られたメニューで、2023年にリニューアルされたそうです。早速いただいてみました。

黄身がトロトロ

卵、鶏肉、ごはんに至るまで、神奈川県産を使用。シェフが自ら農園をまわって、素材を吟味。レトルトにもなっているほどの人気のカレーです。

雑炊風なので深めのボウルで提供されています

見た目はコンパクトですが、底の方までごはんがたっぷり入っています。雑炊風ということで、カレーはスープに近い感じですが、スープ・カレーほどのやわらかさではありません。

野菜や鶏肉が溶け込んでいます

トッピングされた温泉卵が、トロトロ。カレーと合わさってマイルドな味わいに。少し大きめの鶏の挽き肉がいいアクセントになっています。

カレーには、利尻産の昆布と茸を使っているとのことで、洋風でありながらも、どこか和風も感じる味わい。食べ慣れた家庭的な味を思い出させるのは、和風だしにヒミツがあったんですね。

ショップにはお土産にもベストなレトルトもあります

あとからやって来るピリっとしたカレーの辛さがたまらず、ごはんもおいしくて食が進み、おいしさのあまり一気に完食しちゃいました。日本人なら好きなカレーの味です!

ティータイムも「横浜」にこだわったメニュー

こだわりのケーキ「フレザリア」

せっかく「Café Next-door」に来たので、ケーキも食べてみました。横濱元町霧笛楼といえば、そごうや高島屋など、横浜の大手のデパートでも手土産にベストな「横濱煉瓦」や焼き菓子を販売するなど、スイーツにも定評があります。

店内の冷蔵庫もかわいらしい

この日選べるケーキは季節限定品も含めて7種類。定番のショートケーキ、「フレザリア」と紅茶をチョイスしてみました。

ティーカップには横浜の名所が描かれています

「Café Next-door」はドリンクメニューも豊富。コーヒーや紅茶に関しても横浜のお店のものを使用しているのだそう。

肌触りのよい近沢レースのハンカチで持ち手をカバー

ティーポットの持ち手をカバーするハンカチは、元町の老舗ブランドの近沢レース。ティーカップは、元町の老舗テーブル・ウェア専門店TAKARADAのもの。横浜の観光名所が描かれています。徹底したこだわりにただ驚くばかりです。

「フレザリア」の、スポンジにはアーモンドプードルをふんだんに使用。さらに生クリームは独自のブレンドで配合し、重すぎず、かといってあっさりしすぎない味わいに仕上げているとのこと。

カップに横浜ベイブリッジが見えます

ひと口食べてみると、生クリームがおいしい!いちごの甘味と酸味に合わせた、すっきりとした味のアーモンドプードルが使われているスポンジが、しっとりとしてふわふわの食感。食べたことのないおいしいスポンジです!

生クリームといちご、スポンジの味のバランスのよさに、ついさっきカレーを食べたことを忘れて、一気に食べてしまいました。

食後に飲む紅茶もおいしく、優雅なひと時をすごせますよ。

 ブランドと向き合いつつ、さらなる進化を目指す

テイクアウトもできる

最後に株式会社鈴音の代表取締役社長の鈴木さんにお話をうかがいました。この地で40年お店をやっていてうれしいことは、昔から来ていたお客様がお子さん、お孫さんと一緒に来店してくれることと語ってくださいました。

手土産に最適な「横濱煉瓦」も買えます

「Café Next-doorはその名の通り、レストランの隣のカフェ。普段使いできる気軽なカフェとして来ていただきたいです。先代のシェフが築いてきた伝統を守りつつ、さらなる進化をしていきたいと思っています」

横濱元町霧笛楼の「Café Next-door」の今後の進化に期待が高まりますね。

座り心地の良いシックなソファ席

食材だけでなく、食器などの小物に至るまで地産地消を意識した横濱元町霧笛楼の「Café Next-door」。アンティーク調のインテリアが光るシックな空間で、優雅にランチやティータイムがすごせます。

おうちでもカフェの味が楽しめます

横浜・元町に来られた際は、ぜひ横濱元町霧笛楼の「Café Next-door」に立ち寄ってみてくださいね。

横濱元町霧笛楼・Café Next-door
住所:神奈川県横浜市中区元町2-96
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩約5分
     JR根岸線・京浜東北線「石川町」駅下車 徒歩約8分
TEL: 045-641-2538
営業時間:11:00-17:30(L.O)※18時30分閉店
店休日:月曜・木曜不定休
ホームページ:https://www.mutekiro.com/cafe/
Instagramアカウント: mutekiro

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