青葉区にある行列のできるパン屋さん「ベッカライ徳多朗」をご紹介!

横浜市はパン屋さんの激戦区であることをご存知でしょうか?
横浜市青葉区にはたくさんのパン屋さんがあり、どこもとても美味しいのですが、今回はその中の1つである「ベッカライ徳多朗」さんの魅力をたっぷりとご紹介したいと思います。

「ベッカライ徳多朗」とは

たまプラーザ駅から車で5分ほどの場所で「近所の方が毎日買いに来てくれるパン屋さん」をコンセプトに、ご夫婦が33年前にお店をオープンされました。
朝焼いたパンをその日の朝ごはんに食べてもらいたいという思いで、朝の6時から営業をはじめ、15時頃にはその日の分は完売して閉店となるようです。
徳多郎の名前の由来はご主人のお名前からとったそう。ご自身の名前が入った店名には、ルーツを感じ、お店への愛やパンへの自信のようにも感じます。

駅から近いわけではありせんが、最寄駅のたまプラーザ駅やあざみ野駅からはバスで行くことも可能です。
また、駐車場は15台分設けられており、誘導員の方もいらっしゃるので安心です。平日は比較的停めやすいですが、土日になると午前中に行っても行列ができるほど人気なので、時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。

オープン当初はイートインスペースもあり、お店で販売されているパンに加えて飲み物やスープなどのメニューもありましたが、あまりの行列で面している道路にまで列ができてしまったため、現在はイートインスペースはなくなってしまいました。私も何度かイートインスペースで食べさせていただきましたが、イートインのメニューもとても美味しかったのですごく残念です。

ベッカライ徳多朗のこだわり

コンセプトは地元で愛されるパン屋さんであること、朝から出来立てのパンを食べてもらうこと。ですが、大切にされているのは、もちろんそれだけではありません。

まず、パンの主役である小麦について。
パンによってそれぞれ違う種類の小麦を選別し、ミックスすることによって1つ1つの食感や風味を楽しめるように、フォカッチャやサンドイッチ、デニッシュに使う素材も契約の農家さんから仕入れて四季折々のものを作ること。
そして、子供から大人まで安心して食べてもらえるようにとあんこやカレーパンの中身など全て手作り!1つ1つ心を込めて毎日パンを焼かれているそうです。

元祖看板商品の’’ミルククリーム’’も、お店に来てくれた女の子がきっかけでできた商品。
そういったお客さんの声を大切にされて、ベッカライ徳多朗さんの歴史は続いてきているのだなとお話を聞いて感じました。

思わずじっくり読みたくなるポップ

パンが置いてあるショーケースを見てみると全てのパンにポップがあり商品の名前、説明が書いてあります。こちらも1つ1つ手書きで丁寧に書かれており、じっくり読みながらどのパンにするのか選びたくなりますよね。
ポップの右上部分には黄色と青色のシールが貼っており、これは卵と牛乳を使われている商品に貼られているそうです。このような小さな心づかいも、とても素敵だなと感じました。

種類豊富なパンたち

パンの種類は全部で45種類ほどあり、食パンやフランスパン、ルヴァン、デニッシュなどたくさんの種類のパンがあり、その中でも特に人気なのが先ほどご紹介した’’ミルククリーム’’。多い日には1日200本も売れるんだとか!
私も大好きな商品で、ミルククリームが濃厚でパンの硬さとの相性がバッチリ。コンデンスミルクで作られたミルククリームが癖になるコーヒーと一緒にいただきたくなるような優しい甘さのパンです。

他にも人気なのが、塩パン!こちらも本当に美味しいんです。特にクミンの塩パンがたまらなく。クミンの香りとシンプルな小麦の香りがとてもマッチしていて、ぜひ食べていただきたい商品です!

他にもフォカッチャや、サンドイッチも種類が豊富で、行くたびに違う種類を買っては食べています。

ハード系のパンも干しぶどうから作った自家製の天然酵母で焼かれた少し酸味のある風味とカリッとした食感。とても美味しくパンを買ってから自宅で料理し、ランチで一緒にいただくこともよくあります!

私が好きなのは、バインミー。
バインミーは早い時間に行かないと完売してしまうので、必ず購入できるわけではありませんが、あれば必ず手に取る商品!鶏肉が柔らかくパクチーやお野菜もたくさん入っていて本格的な1品です。

娘が好きなのは、クロワッサンのとロールパン。
サクサクのクロワッサンは何度食べても飽きず、ロールパンは朝ごはんにも少し小腹が空いた時にも食べれるので、お子さんに特におすすめです!

私たちはいつも帰るまで待ちきれずに、車の中で食べてしまいます!

お店の外には契約農家さんの直売所

私がベッカライ徳多朗さんを好きなもう1つの理由が、お店の外にあります。
ベッカライ徳多朗のお惣菜パンにも使われているお野菜やフルーツなどを提供されている農家の方が、お店の外で育てた野菜を販売しています。

こちらの農家さん実は、1人の方が育てた野菜ではなく横浜市のたくさんの農家の方々がコミュニティとなり育てられたお野菜たちを集めて販売されています。
季節ごとにたくさんの種類のお野菜や果物が販売されており、一般的なものから普段スーパーで見られないような珍しいものまで種類豊富!

いつもパンを購入するついでにこちらの直売所でお野菜たちを購入するのが私のルーティーンです。
そして特に気に入っているのが、こちらのお野菜や果物たちは全て農薬や化学肥料を使わずに育てられているということ!
ベッカライ徳多朗さんの大切にしていることでもある「安心安全な素材」。
お店の目の前ということもあり、同じようにこだわって作られたお野菜たちを購入できることは地産地消にもなりますし、とても素敵だなと感じました。
こだわって作られたお野菜たちはやはりとても美味しく、凝ったお料理をしなくても素材本来の味で十分美味しくいただくことができます。
そんなお野菜を使ったパンをぜひ食べていただきたい!そして、パンを購入した後には直売所もぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか?
今回は横浜市青葉区にある「ベッカライ徳多朗」さんを紹介させていただきました。
毎日丁寧に作られた美味しいパンたちを食べにぜひ行ってみていただければと思います♪
そして、お店の外にあるお野菜や果物たちもぜひ覗いてみてください!

ベッカライ徳多朗
住所:神奈川県横浜市青葉区元石川町6300−7
アクセス:東急田園都市線「たまプラーザ駅」または「あざみ野駅」から車で約5分
電話番号:045-902-8511
営業時間:6:30~16:00(10月から15時まで)
定休日:火・水・木
駐車場:15台
公式インスタグラム:@toktaro1114

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。