長年愛されるアットホームなお店が多い街・大口。そんな大口に、地元内外から人気を集めるお弁当屋さんがあるのをご存じでしょうか。
食べる人への思いやりがたっぷり!手作りのおいしさと幸せ気分を届けてくれるステキなお弁当屋さん。今回は「弁当カチャカチャ」をご紹介します!
言わずと知れた大口の名店

大口駅から徒歩約7分。MEGAドン・キホーテやコジマ×ビックカメラが面する大通りを子安方面へ。三菱鉛筆を目指してくると分かりやすいです。

お店は三菱鉛筆の向かい側。モダンな白いのれんや看板が目に入るので、すぐにみつかるはず!

店内もとってもオシャレ!「お客様の気分が上がるように」とご家族でDIYされた店内は、あたたかみを感じるステキな雰囲気。
お弁当が並ぶ大きなテーブルもヤスリをかけ、ワックスを塗り、ご自身たちの手でリメイクされたそうです。

弁当カチャカチャでは、のり弁などの和系のお弁当から、タコライスやビビンバなどのどんぶり系、お子さま弁当やおかずセットなどバリエーション豊かなお弁当を販売。すべて日替わりで、約15種類のお弁当が並びます。

お弁当の種類は前日にInstagramでお知らせしてくださり、取り置きもOK。お昼時には完売という日もあり、特に土曜日は売り切れる時間が早いため「確実にこれを食べたい!」というお弁当が決まっていれば、取り置きがオススメです。
取置き方法については、お店のInstagramに詳細が載っているので、必ずご一読を!

「見ながら選びたい」という方は、10時ごろの来店がオススメ。お弁当の種類が1番多く並ぶので、ぜひその時間に訪れてみてください。
弁当カチャカチャの魅力

では、お店の魅力について、ご紹介していきましょう!
食後の幸福感を確約できるお弁当

カチャ弁の魅力は、なんと言っても「おいしさ」。1つ1つのおかずが丁寧に作られているため、どこから食べても、どのお弁当を食べてもおいしいんです!
初めてカチャ弁を食べた時に「お弁当ってここまでおいしく作れるのか!」と驚いたほど。「うまっ!」と食べ始め、食べ終わる頃にはお腹も心も大満足!

「購入されたみなさまに罪悪感がないよう、安心して召し上がっていただけるように」と冷凍食品や出来合いの業務用惣菜、防腐剤や添加物なども不使用。

「からだは食べたものでできている、食を通して健康を!」という想いのもと、すべて手作りされています。おいしい上に安心して食べられる点もカチャ弁の大きな魅力!

その丁寧なお弁当作りとおいしさから、個人のお客さんはもちろん、遠方のお客さん、企業や学校、保育園など団体のお客さん、ロケ弁としても依頼が入るほど大人気!
手土産に渡すと「カチャ弁だ!」と大喜びされ、初めて食べた人には「どこの!?」とほぼ確実に聞かれます(笑)。それくらい、お客さんの心に残るお弁当であり、1度食べると、すっかりファンになってしまうお弁当なんです。

胃袋をつかまれた我が家では「今日はカチャ弁だよ!」と伝えると、大喜び!その日はみんながにっこにこ!おいしいねー!と言いながら食卓を囲む幸せな時間までいただいています。
「やっぱりお弁当はカチャ弁だよね!」そう思わせるおいしさ、ぜひ味わってみてくださいね!
「食べたい!」が見つかる♪バリエーション豊富なお弁当が魅力!

カチャ弁といえば、種類の多さ!和系のお弁当、アジアンテイストな丼もの、サッと食べられるおにぎり、小食さん用のミニ弁当など、とにかく種類が豊富。
「あー、これもあれも食べたい!」と迷える楽しさもカチャ弁の醍醐味。年齢や性別、シチュエーションにとらわれることなく、誰もがここにくればその時に食べたいお弁当と出会えます。

どうしても決められない!という方には、「のり弁」と「ハンバーグ」がオススメ。
のり弁は「日本人でよかった」と思うほっとするおいしさであり、具だくさんの楽しさを味わえるお弁当だからです!タルタルソースも絶品で、いいアクセント!絶対1回は味わってみてほしいお弁当です。

ハンバーグは、我が家が大好きなお弁当。ふっくら大きめのハンバーグは、「冷めててもこんなにおいしいの!?」と度肝を抜かれるうまさ。ハンバーグ好きにはたまらないお弁当なので、ぜひ食べてみてほしい!
どのお弁当も具だくさんなので、よくふたが閉まるなぁ、お弁当作りのプロの技なんだなぁと感心するくらい(笑)。

「今日はこんなお弁当が!?」と来店する度に違うお弁当と出会えるわくわく感、訪れるお客さんを飽きさせないところがカチャ弁のすごいところです。
「こんなお弁当屋さんがあったらいいな」が叶うお店

カチャ弁にはお客さんの「あったらいいな♪」と思う工夫がたくさん!例えば、開店時間。出勤・通学前にお弁当を購入できるようにと朝8時から営業されています。

メニューも前日にInstagramで投稿してくださり、その日の販売状況もストーリーで流してくださいます。電話やインスタDMで取り置きもお願いでき、電話予約はなんと朝の5時~受け付け可能。

また、取り置きの受け取りについては、平日は17時まで(土曜日は12時)受け付けてくださいます。そのため、夕飯としてテイクアウトできる点もありがたい。
「夕飯にカチャ弁がある!」と思うだけで、どれだけ心のゆとりと自分のモチベーションが保てるか…忙しい夕方の救世主です!

また、店内には電子レンジが用意されていたり、決済手段も現金かPayPayが利用可能。

手作りスイーツが買える日もあるなど、お客さんの視点に立ったさまざまな工夫がされています。

また、いつも明るく迎えてくださり、「来てくれてありがとう」そんな心意気を感じる接客も大きな魅力の1つ。
常連さんの様子を見ていても「みかさん、りゅうさんに会いに来た。話しに来た。いつも気に掛けてくれてありがとう」そんなお客さんが多いこと!
お弁当にもお店作りにも「一期一会を大切に」お店を訪れる人を想う気持ちがあふれているステキなお店です。
弁当カチャカチャのはじまり

カチャカチャとしてのオープンは、2002年の9月。アジアン風のカフェバーからスタートし、カフェや食堂など地域に根差した形へ変化しながら、営業をされてきました。

カチャカチャがお弁当販売を開始したのは、2020年4月。コロナによる緊急事態宣言が出され、店内飲食を自粛し、テイクアウト一本で営業を始めたことがきっかけでした。
地域のお客さんとスタッフさんの健康を第1に考え、そして、自分たちにできることを考えた結果の決断です。

そして、2020年8月、店内改装期間を経て、食堂カチャカチャから弁当カチャカチャへ。特別なお弁当ではなく、いつでも誰でも気軽に利用できる街のお弁当専門店として舵を切ったそうです。

カチャカチャとしてお店をオープンし、今年の9月でなんと23周年目!この大口の街にとって、カチャカチャのおいしいごはんと、花好さんご夫婦の明るいお人柄は欠かせない存在。

愛情たっぷりのカチャ弁を食べると、食の力で私たちを応援してくれる人がいることを思い出します。良いことがあった日も、そうでなかった日もカチャ弁を食べれば、はなまる。
「ああっ!おいしかった」とふたを閉める頃には、なんだか力が湧いてくる。カチャ弁はそうやって私たちの毎日を支え続けてくれています。
カチャ弁のおいしさの理由

地域内外から愛される弁当カチャカチャ。お客さんが「また食べたい」と思うおいしさには、理由があります。

カチャ弁のおいしさを支えているのが、仕込みです。カチャ弁では出来合いのものを一切使いません。
来てくださるお客様の期待に応えられるようにと、毎日ゼロから仕込みをおこなっています。そのため、なんと朝の3時から仕込みが始まるそう!

料理に使うタレやソースも手作り。例えば、カチャ弁特製のタルタルソースは滑らかな口当たりにするため、卵の白身と黄身を分け、ザルに濾してから作られています。

「毎日忙しく奮闘しながらのお弁当作りは、それはそれは楽しく、時に辛い修行のような日々でもあります。大変ねと言われるけれど、毎日完売にさせていただけて、本当に幸せなんです。やっぱりお客様に喜んでもらえるのが1番のやりがいに繋がります」と花好さん。

手間や時間を惜しまず、「お客様に喜んでもらうために!」と地道な作業を丁寧に丁寧に積み重ね、見えないところまでしっかりと手を掛け、心を込めて仕込みをする。だからこそ、食べた人の心に残る一食が作れるのだと感じます。
想いがカタチになったお弁当

見た目からも味からも、食べる人への思いやりを感じるカチャ弁。そこには、作り手のある想いがカタチになって、私たちのもとへ届けられていました。

「たくさんのお弁当を作っても、食べる人は1個。そのお弁当を楽しみにしてくださる方のために気持ちを込めて、1つ1つ気合いをいれて大切に作らせていただいています。
特別ではないけれど、また食べたいと思っていただけるようなお弁当を作っています。おいしく、楽しい一食だった、そう思っていただけるように。食を通してみなさまに喜んでいただけるように」

「自分がカチャ弁のお客さんだったら、どうしたらもっと喜んでいただけるかを考え、まだ何かやれる!とアイデアを出しあい、お客様と共にお店も成長していきたいと思います。
カチャ弁の一食が誰かの役に立てたり、幸せのお手伝いができたらと思って働いています。今後も真面目にお弁当と向き合い、頑張っていきます!」と花好さん。

カチャ弁が愛される理由がよく分かりますよね。カチャ弁は作り手の顔が見えるお弁当。お弁当作りに真剣に向き合っていることが伝わるお弁当屋さんです。
毎日毎日心を込めて、食べる人の笑顔や幸せを願いながら一生懸命作ってくださっている最高のお弁当です。

弁当カチャカチャは「街にこんなお弁当屋さんがあってよかった!」と率直に思うお店。とびっきりのおいしさと思いやりで、食べた人にそっと寄り添い、エールを送ってくれるお弁当屋さんです。
食べたその日をはなまるにしてくれるお弁当屋さんが、今日もあなたを食の力で支えてくれています。
弁当カチャカチャ
住所:神奈川県横浜市神奈川区入江2-4-14 加藤ビル1F
アクセス:
JR横浜線「大口駅」から徒歩約7分
営業時間:
8:00-売り切れ次第閉店
(取り置きは平日17:00、土曜日は12:00まで)
定休日:日・月曜日
※営業日・臨時休業などは公式Instagramにてお知らせしています
電話番号:045-434-1324
公式Instagram:@kacha_mikanbaco