住むほどに、暮らす時間を豊かにしてくれる街・白楽。そんな白楽に絶品デリキッチンがあるのをご存知でしょうか。
おいしいだけじゃない!からだを労る優しいごはんと、気持ちのいい接客が魅力のステキなお店。今回は「キッチンカプリス」について紹介します!
ごはん時間を豊かにしてくれるお店
白楽駅から徒歩約10分。目印はファミリーマート神大入り口店。神奈川大学を目指してくると分かりやすいです。
店内へはこちらの入り口から。
お店の左手側に回り込むと、ドライブスルー方式の窓口が!
ママチャリから子どもを下ろすことなく、注文・受け取りができるなど、とっても便利!
また、子育て家庭を応援する「ハマハグ」の加盟店でもあり、子連れwelcomeの優しいお店なんです!
決済手段も豊富!こういったお店作りからも、お客さんに寄り添ったお店というのが伝わってきますよね。
店内は白や木の温もりを感じる、ほっとする雰囲気。左手側に注文カウンターとキッチン、客席は2名掛けが4席あります。
店内のレイアウトには「食べる人と料理を作る人がつながれるようなお店にしたい」という店主・ますみさんの想いがこめられています。
キッチンカプリスでは、イートイン・テイクアウトでデリランチを食べられる他、夕方からテイクアウト用のお総菜販売もおこなっています。
提供される料理のコンセプトは「家でも作れそうだけど、作らない料理」。
手間や時間をしっかりかけるフランス料理の持ち味を活かしつつ、でも家庭に馴染むようなアレンジを加えた「ここでしか味わえない料理」が魅力!
キッチンカプリスは、そんなごはん時間を豊かにしてくれる、頼もしいお店なんです!
キッチンカプリスの魅力
では、お店の魅力についてご紹介していきましょう!
思わずテンション上がる!絶品ランチ♪
キッチンカプリスといえば、デリランチ。野菜の甘みや新鮮さ、丁寧な手仕事を感じる、こだわりたっぷりのランチが魅力なんです!
食べると「うまっ!!」とテンション爆上がり!リピーターさんが多いのも、納得のおいしさなんです!また、メインのおかずと副菜は日替わりのため、通う楽しさがある点も魅力の1つ。
日々の詳しいメニューはインスタや店頭でお知らせしてくださいます。
ランチは3種類!好きなメニューや、お腹の空き具合によって自分好みのランチを選択できるのもうれしいポイント。しかも、イートイン時にはおいしいスープつき♪
テイクアウトのランチBOXはインスタのDMや公式LINEから取り置きができ、ピクニックやランチミーティングにもぴったり!喜ばれること間違いなしですよ!
キッチンカプリスのランチを食べれば「よし!午後からも頑張ろう」そんなパワーが湧いてきます。きっと、からだも「いいもの食べたぞ!」って分かるんだと思います(笑)。
では、お店の魅力についてご紹介していきましょう!
罪悪感ゼロ!安心安全の夕飯お助けデリ♪
ランチと並んで魅力的なのが、夕方からのお総菜のテイクアウト。
量り売りのお総菜や、デリセット(メインのおかずと野菜デリが2種類)、サラダボウル(タンパク質と野菜が摂れる豪華なサラダ)がずらりと並びます。バリエーションも豊富で、どのタイプのおかずを購入するか、夕飯の準備をもとに選べる点もありがたい。
ちなみに、1番人気は「いぶりがっこポテサラ」。食感と薫製の香りにハマる人続出!晩酌のおとも~子どもにも大人気の万能惣菜です。
ポテサラと並んで人気なのが、自家製ドレッシングのサラダボウル。
人参をベースに数種類の野菜とりんごを使用し、丁寧に作られた無添加のドレッシング。これがあれば無限にサラダを食べられる…そんなあとひく味わいが魅力です。
普段は生野菜を食べない我が家の子どもが「これなら食べられる!」とパクパク食べるほど!野菜が苦手な子ほど、試してほしい(笑)。
キッチンカプリスのすごいところは「忙しくてお総菜を買ってしまった…」という「罪悪感がない」ところ。
買っていけば「家族が喜ぶおいしさ」であり、厳選された安全安心な食材が使われていて、健康にもいい!その上、笑顔で夕食を囲める心の余裕まで持てちゃうんです。
キッチンカプリスは夕飯づくりの応援隊であり、家庭の「第2の台所」のような存在です。
地元の魅力に出会えるお店
キッチンカプリスは地産地消に力を入れているお店。そのため、生産者の顔が分かる安心安全な横浜産の食材が使用されています。
「横浜野菜や地産地消を大切にしているのは、地元の元気のいい野菜に出会ったことがきっかけです。キラキラなイメージを持たれがちな横浜ですが、横浜でも新鮮でいい野菜が食べられること、さまざまな魅力があることを伝えていきたい。地元のものを使っていこう!と思ったことがはじまりです」と笑顔のますみさん。
「はまふぅどコンシェルジュ」と呼ばれる横浜の「食」と「農」を広める地産地消を広める認定資格も取得し、野菜や肉、調味料やビールなど幅広く横浜産のものを取り入れています。
積極的に地元の良さを発信しているキッチンカプリスだからこそ、特別に販売できるビールがあります。店舗で飲めるのはここだけ!地元・神大寺で製造されたクラフトビール「かんだいじなビール」の販売もおこなっています。
(※仕入れ状況により、店頭にない場合もございます)
良い野菜を使い、おいしい料理をつくり、地元を大切にする姿勢が、たくさんの方の信頼を得ている。キッチンカプリスは地元の魅力に出会えるお店であり、地元から愛されるお店でもあります。
キッチンカプリスのはじまり
キッチンカプリスとして白楽にお店をオープンしたのは、2023年8月。自分が育った地元に貢献したいと、この地でお店をオープンされました。
店名のカプリスはフランス語で「気まぐれ」という意味。旬の野菜を決まった形ではなく、その時々のおいしさを引き立てた料理として提供したいという想いが込められています。
ロゴのデザインやカラーは「お客様に笑顔でお帰りいただけるように」、食を通して「元気」になれるように、そして「飲食店の枠を超えるお店」になりたいという想いやイメージからデザインされています。
料理人になる前は、中高一貫校で20年間理科の教員として勤務していたますみさん。教員の仕事と並ぶくらい、料理を作ること、食べることが大好きだったと言います。
「自分が食べたいものを作りたいと、中学生の頃から料理を始めました。自分が作った料理をおいしいと食べてくれる人の姿を見て、1度きりの人生、やりたいことにチャレンジしてみよう!と思いきって料理の道に進みました」
フレンチの師匠のもとで腕を磨き、調理師免許や食育インストラクターの資格を取得。2021年3月に石川町のシェアキッチンでキッチンカプリスをオープンしたのがはじまりです。シェアキッチンを運営しながら、「こども食育食堂」や、大倉山で間借りテイクアウト営業もスタート。
白楽にお店を構えるまで、さまざまな形で「食」に携わり、たくさんの人を笑顔にし、経験や学びを深めてきました。そんな豊かな経験や感性が、この白楽のお店に息づいているのです。
おいしさの秘密
旬を大切にした料理を提供しているキッチンカプリス。とりわけ「旬野菜」に力を入れているのには理由がありました。
「教員時代に『お米やメインのおかずはなんとかなるけれど、野菜まで手が回らない…野菜は摂らなきゃ!と思うけれど、皮を剥いたり、刻んだり…野菜は手間と時間がかかる』そう思う日々がありました。
だからこそ、自分がお店を持つ時には、その手間や時間を代われるような、忙しい人でも野菜を摂って、からだを労れるようなお店にしたいと思ったんです」
お料理からも、お店作りからも、食べる人を想う優しさやあたたかさがあふれています。
「食べることが大好きだから、料理を作る意欲でいっぱいなんです!食材を見れば、『こんな料理にしたらおいしそう!こんな食べ方もありだな』と楽しく考えている自分がいます。100%料理のことを考えているんですよね」
そう楽しそうに、そしてさらりと断言する姿がかっこよく、とても印象に残りました。こういう作り手の料理は、やっぱり最強!おいしさの本質は、こういうところに出るーそう感じました。
同時に、今までのありとあらゆる経験が料理人としてのスキルや魅力につながっている。「天職」とはこういうことをいうのだろうと思いました。
食を通して地域の輪を育む
訪れるお客さんを元気にしてくれるキッチンカプリス。実はデリ以外でもお客さんを笑顔にする取り組みがおこなわれています。
例えば、「面白くて、ちょっと学べて、ちょっとおいしいワークショップ」と題して、六角橋ケアプラザで子どもたちと野菜ふりかけを作ったり、色水の変化実験などを開催。
小学校では五感や五味を考える「味覚の授業」を、父の日にはピザ作り体験を、大人の立ち呑みイベントとして「夜のカプリス」を開催するなど、食を通じた「楽しい体験」を提供する活動もされています。
「教員の経験から、子どもと関わりながら何かをしたいと思っていました。そして、子ども食育食堂を運営してみて、親子が息抜きできる場所っていいなと思ったんです。
ここに来れば楽しいことがある、ほっとできる、おいしいものに出会える。大人にも子どもにもそう思ってもらえるような、飲食店という枠を超えたお店にしたい。地域の方が気軽に集まれるような『居場所』になれたらと思っています」とますみさん。
意志あるところに道は開ける。キッチンカプリスの取り組みに共感した人が集まり、食や地域の輪を一緒に広げ、街の力になる。
インタビューを通して見えてきたのは、地元の力になりたいと真摯に、そして楽しく活動を続けるますみさんの「ひたむきな姿」でした。
お店を形作っているもの
今後についてお話をうかがうと
「『初めてのおつかい』的な企画ができたらいいなと考えています。親子や先生みたいな関係とは違うけれど、『頼れる誰かが街にいる』と知ることも大切なことだと思います。そういったイベントも取り組んでいきたいですね」
そう語る姿からも、意気込みやわくわく感が伝わってきます。
「住んでいるだけでは、なかなかつながれないこともあります。私自身もお店をやることで、さまざまな年代や職種の方と出会い、大きな広がりを持つことができました。
地域の人同士もつながりをもてるような機会を作っていけたらいいなと思います」と笑顔のますみさん。
お話しされる姿からも、お料理・接客からも、目の前の人を大切にしていることが伝わってきます。
いろいろなことやさまざまな人と関りを持ち、チャレンジを続けるますみさんの姿に共感し、そこに関わる人たちも、地域も豊かに楽しく成長していく。
そんな熱意と誠実さ、「求心力」がますみさんの魅力であり、キッチンカプリスの最大の魅力だと感じます。
キッチンカプリスはごはん時間を豊かにしてくれるお店。「六角橋にこんなお店があって良かった!」そう思う、からだも心もほかほかにしてくれるステキなお店です。
お店に足を運べば、あなたを大切に想ってくれる店主が元気に、そして、優しく待ってくれています。
キッチンカプリス
住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋2-4-21
アクセス:
東急東横線「白楽駅」から徒歩約7分
営業時間:
11:00-14:00(火・水・木曜日)
16:30-18:30(火・水・木曜・金曜日)
11:00-16:30(土曜日)
【定休日】日・月曜日
※営業日・臨時休業などは公式Instagramにてお知らせしています
電話番号:045-900-3777
公式Instagram:@kitchencaprice
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。