「あぶない刑事」ロケ地の老舗!洋食が美味な山下公園前「カフェ・ド・ラペ」

横浜の港署を舞台に、1986年10月から放送された、大人気TVドラマ「あぶない刑事」。

舘ひろしさんと柴田恭兵さんの「あぶない刑事」コンビが、地元横浜の街を駆け巡る痛快なシーンは、今でも多くの人々の心をとりこにしていますね!

そんな名場面の中で、今も撮影時と同じ姿が残る貴重なレストランが中区山下町にあります♪

山下公園そばのビルの階段を上った2階にあるレストラン「カフェ・ド・ラぺ」さん。

「あぶない刑事」ファンの方ならすぐそのシーンが思い浮かぶのではないでしょうか?

こちらは、ロケ地としてだけではなく、実は横浜を代表する老舗の洋食店。

横浜名物の洋食「ナポリタンスパゲティ」や、オムライス、ピザなどがとても美味!

リーズナブルな料金で、老舗の洋食が食べられる平日のランチタイムには、周辺の職場の方や観光客で行列ができるほどです。

横浜港とイチョウ並木を眺めながら、古き良き横浜の風情を残す店内でおいしい老舗の洋食を。

日本大通りでいちおしのカフェレストラン「カフェ・ド・ラぺ」さんを今回ご紹介いたしますね!

今も変わらない!貴重な「あぶない刑事」のロケ地

「カフェ・ド・ラペ」は、日本大通り駅から徒歩3分ほどの産業貿易センタービルの2階にあります。

多くの県民がお世話になるパスポートセンターに隣接し、外に面して赤い看板を出しているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

こちらのシンボルとなっているのは、建物の外側に取り付けられたヨーロッパ風の入り口階段。優雅な雰囲気が漂う階段です。

ドラマ「あぶない刑事」で、犯人を追いかける場面に登場し、その印象的なシーンが多くの人を魅了しました♪

階段を上り、このスペースで犯人とやり取りをしたシーンもありましたね!

驚くのは、35年以上前の撮影時と現在の「カフェ・ド・ラペ」の外観と店内がほぼ変わっていないこと。

実は先日、私もドラマの再放送で確認してみたのですが、この店舗だけは当時のままの姿。

実際に見ていると「あぶない刑事」の時代にタイムスリップしてしまったような、楽しい気持ちになりました♪

古き良き横浜の港の雰囲気が楽しめる!

開港し多くの外国人を迎えいれ、洋食文化が日本に広まるきっかけとなった横浜の歴史。

「カフェ・ド・ラペ」さんは、そんな横浜の歴史や港の雰囲気を楽しみながら、味わい深い本物の洋食を食べることができる貴重なお店。

職場に近いこともあって、私はランチで利用することが多いのですが、そのおいしさとリーズナブルさを求めて、12時過ぎにはすでに行列ができています。

店頭には、ランチタイムサービスのメニューが並んでいました。

日替わりランチは850円、パスタランチは950円と、このエリアのランチ料金としては本当にリーズナブルなんです!

昭和レトロと港風景が楽しめる店内

それでは「カフェ・ド・ラペ」の店内に入ってみましょう。

ドラマに何度か登場した、赤いテーブルクロスと絨毯が特徴的な高級感ある店内。

家具調度品は、クラシックな昭和の雰囲気。

明るい港の日差しの中、古き良き横浜らしいレストランの風情を味わうことができますよ。

ここのお店の1番のおすすめは、店舗奥のスペースの窓側の席!

横浜港と山下公園、いちょう並木の緑をガラス越しに目の前で楽しみながら食事をすることができます。

1人用の席もあり、横浜の観光地でありながら、気軽に一人ランチすることができるのも私にとっては魅力です♪

本格的な洋食をリーズナブルに!

席に案内されて、私が今日のランチにオーダーしたのは、

  • 日替わりランチ(ポークカツ、ミートソース)

…850円(税抜)

サラダ・ごはん・ドリンクバー付きで、とても充実していました。

ここのお料理は、ランチでもまるでフランス料理のコースの一皿のようにメインがキレイに盛りつけてあります。

さっそくサクサクのポークカツをカットして、いただいてみました!

思ったよりも脂っこくなく、けれども味わい深い、老舗の洋食店のフライのおいしさを実感。

コクのあるミートソースとよく合って、とてもおいしかったです!

ポークカツをこうしていただくことって普段なかなか無いので、改めて「カフェ・ド・ラペ」さんの奥深い洋食の魅力を感じました。

「カフェ・ド・ラペ」で感じる古き良き横浜

「カフェ・ド・ラペ」さんのランチでうれしいのは、リーズナブルでおいしいだけでなく、こちらのドリンクバーがついていること。

ファミレスのような機械のドリンクバーではなく、このようにテーブルにコーヒーやジュースなどが入れ物に入って並んでいます。

そして、こちらは私が密かに楽しみにしている「お一人様おひとつづつ」のプチデザート。

本日のメニューは、かわいい「チョコシュークリーム」♪

ドリンクバーにあるこの小さなサービスで、いつも私の心はほっこりと癒されます。

「ひとつだけね」と心に言い聞かせながら(笑)、食後のコーヒーのお供に添えて。

横浜の港とイチョウ並木を眺めながら、ゆっくりと濃いめのコーヒーをいただきます♪

今ではなかなか見つけることができない、古き良き横浜に思いを馳せることができるこの場所。

今日もゆったりしたランチタイムを過ごすことができました。

みなさんも山下町「カフェ・ド・ラペ」をぜひ訪れて、おいしい洋食と今も残るドラマのロケ地、古き良き横浜の風情をゆったりと感じてみてくださいね♪

カフェ・ド・ラペ 
住所 :神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル2F
TEL:045-671-7150
アクセス:みなとみらい線 「日本大通り駅」3番出口(情文センター)から徒歩3分
営業時間:10:00~23:00(L.O22:00)
     ランチ11:00~14:30
定休日:無休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。