最近では食べ歩きグルメが増えた横浜中華街。その一角に知る人ぞ知る、おいしいプリンの専門店「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」があります。
神奈川県産にこだわった材料で作られるプリンは、素材のよさを感じる濃厚でなめらかな味。
今回は、お昼のワイド番組でも取り上げられ、その味のよさでリピーターが増えていると評判の横浜中華街のプリン専門店、「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」を紹介します!
横浜の新名物!ヨコハマぷりん「ふくぷん」
「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」は、2020年12月、横浜中華街の長安通りにオープン。近くには横浜中華学院や横浜関帝廟があります。
メインストリートの喧騒からは、少し離れた落ち着いたビルの一角に位置。店構えが赤なので、目を引きます。
1階のショップスペースでは、6種類のプリンとクッキーやシュークリームなどの焼き菓子、ソフトクリームを販売。2階はカフェスペースとなっており、購入したプリンが食べられます。
プリンなどのスイーツだけでなく、ドリンク類もあるので、2階のカフェでちょっとした休憩も可能。カフェスペースは6席とコンパクトな作りとなっています。
カフェスペースは、お店のイメージキャラクターでもあるパンダのぬいぐるみが置かれ、映える写真が撮れそうなスポットもありますよ。記念に撮影される方もいらっしゃるそうです。
販売されているプリンや焼き菓子は、すべてお店の奥の工房で作られているとのこと。新鮮でおいしい、上質なプリンを提供するためのこだわりのひとつだそうです。
地産地消を意識、こだわり抜いた素材のよさが光るプリン
「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」のプリンは、店内の工房で丁寧に作ること以外に、素材への強いこだわりを持っています。
地元でもある神奈川の魅力を横浜中華街から発信したいという信念のもと、卵と牛乳は、神奈川県産を使用。特に卵は神奈川県内の養鶏場で平飼いされているニワトリの卵を使うことで、素材のよさが感じられる味わいに。
また、牛乳も神奈川県内の工場で製造された新鮮なものに卵を合わせることで、濃厚かつなめらかになるのだとか。
さらに、砂糖にもこだわっているそう。洋菓子ではグラニュー糖が使用されることが多いですが、「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」では、てんさい糖※を使うことで、上質でやさしい甘さに仕上がっているとのことです。
※てんさい糖とは
「てん菜」とは農作物の名前。てんさい糖は、「てん菜」から作られたお砂糖のこと。大根のような見た目で砂糖の中でもまろやかな甘さ、風味とコクがあるのが特徴。主に北海道で生産されている。参考:もりもと
てんさい糖は体にもやさしい甘みを出すので、「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」のプリンは、健康雑誌でも取り上げられるほどの上質なプリン。
これは期待が高まりますね。
おすすめは、プレーンとマンゴープリン
お店のカフェスペースで、いただいてみました。「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」の6種類のプリンの味は次の通り。
- プレーン
- 福分プリン
- シロ96ぷりん 黒ごま
- 杏仁プリン
- マンゴープリン
- 楊貴妃プリン
おすすめは、プレーンとマンゴープリン。
オーナーの佐藤さんにお聞きしたところ、シロ96ぷりん 黒ごまもおすすめだそう。黒ごまは竹炭を使っているので、これまで食べてきた黒ごまのプリンとは味わいが違うとのこと。
杏仁味など、中華を感じさせる味にも惹かれましたが、ここはプレーンとマンゴープリンを食べてみました。
まずは、プレーン。
蓋を開けた瞬間にプリンの甘い香りがします。ひと口食べてみると、なめらかで濃厚な味が、口のなかに広がります。卵と牛乳、素材のよさを感じます。甘みはありますが、てんさい糖が使われているので、軽くてやさしい甘味。
大きさも手のひらサイズの食べやすいサイズ感。プリンは1個食べたらもういいやとなりがちですが、すっきりとした甘さなので、もっと食べたくなる味。
底にいるカラメルと合わさった時の味がまた絶妙!
続いて、マンゴープリン。
マンゴージュレとプリンがきれいな二層を作っています。開けるとマンゴーの甘い香りが。
ジュレがプルンプルン!マンゴー本来の甘さとおいしさを感じます。マンゴーのピューレも最高級のものを使っているとのことで、とにかくマンゴーの風味がすごい!
下のプリンの部分もマンゴーの味がほんのりついていて、マンゴー好きにはたまりません。さすがお店で人気NO.1のプリン。
マンゴーの果実味をたっぷり感じる、食べたことのない味。ここでしか食べられない濃厚で上質なプリンに感動しました。
新メニューが増える?気になる今後のことを聞いてみました
オーナーの佐藤さんに気になる「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」の今後のことをお聞きしました。
「現在プリンは6種類ですが、今後はバリエーションを増やしていきたいと考えています。新商品として、直近で3種類をリリースします。コロナ禍を経て横浜中華街に来られる観光客の方が増えているので、今後はカフェスペースをさらに充実させて、プリンのパフェなども提供していきたいですね」と佐藤さん。
最近では、修学旅行や校外学習で横浜中華街にやって来る中学生や高校生が、口コミで聞いて、横浜のお土産として送りたいと買いに来てくれたことがうれしかったと語ってくださいました。
横浜のお土産の選択肢のひとつとして、「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」が広く知られる日もそう遠くないでしょう。
店内の工房でひとつひとつ丁寧に作られているプリンやスイーツが絶品の「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」。
横浜中華街に来られた際は、濃厚でなめらか、かつやさしい甘さのプリンを味わいに来てくださいね。
ヨコハマぷりん96 ふくぷん
住所:神奈川県横浜市中区山下町166-2
アクセス:JR根岸線・京浜東北線「石川町」駅下車 徒歩約7分
みなとみらい線「 元町・中華街」駅から徒歩約7分
TEL: 045-228-7169
営業時間:平日 11:30 ~18:30
土日祝日 11:30 ~19:00
店休日:不定休
ホームページ:https://fukupun-prin.com/
Instagramアカウント: yokohama_purin_fukupun
※価格は2024年2月の取材時のものです。販売されている商品や価格は変更になる場合がありますので、最新の情報はホームページ等をご確認ください。