大倉山駅から徒歩約3分!生パスタランチがおいしい「カフェ リュバン」

お昼を大分過ぎてから、最寄り駅に帰ってきました。お腹が空いたけれど、蒸し暑い昼下がり、1人分のご飯を用意するのがツラい。

今日は自分へのごほうび!ご近所でおいしそうなお店を探して、ランチを食べて帰ろう、と思いました。前から気になっていたカフェに直行です。

今回ご紹介するのは、2009年に開業した地元で長く愛されている「カフェ リュバン」です。

駅近徒歩約3分!駅チカで静かなカフェ

お店は、東急東横線の「大倉山駅」から徒歩約3分の場所にあります。
駅改札を出たら、左側のレモンロード商店街を進みます。T字路の角にタバコ屋さんが見えたら、そこを右に曲がります。まっすぐ進み、左側にお店があります。

お店の前は緑でいっぱいです。前を通るとすぐに分かります。

お店の看板の隣りに、ランチメニューの表示があります。さっそく中に入っていきます。

レトロな雰囲気の落ち着いた店内

店内は、落ち着いた木の色で統一されています。カウンター席とテーブル席があります。透かし模様のようなパーテーションがところどころにあります。

窓際のテーブル席はこんな感じです。

店内はたくさんのランプがともっています。よく見ると、ガラスのランプシェードの形が一つひとつ違います。目線を少し上に向けてみてくださいね。

マスターがお水とメニューを持ってきてくださいました。さっそくチェックします。
ランチセットは2種類、なんと「生パスタ」です!

パスタは好物だけど、もちもちでしっかり歯ごたえの生パスタは特別大好きな私。もうこれしかありません。
せっかくなので、サラダとドリンクのセットで注文することにしました。

周りを見渡すとぶ厚い冊子が目に入りました。
これも大好きなウィリアム・モリス(イギリスの詩人・デザイナー)の本です。パラパラとページをめくりながら、ランチの到着を待ちます。

もっちもちの生パスタ!サラダとカフェオレで大満足

先に、セットのサラダがやってきました。たっぷりのレタスがうれしいです。

レタスがみずみずしくてシャキシャキです。ランチについてくるサラダは、ときどき少し元気のない野菜のときがあるのですが、こちらのお店のサラダは本当にシャキシャキです。小さな違いですが、実はとても気になるポイントです。

さて、お待ちかねのパスタがやってきました。私が選んだのは、チョリソのアラビアータです。

まずひと口。おお、これです!このもちもち感。おうちで使う乾燥パスタでは絶対に出せない歯ごたえのよさ。唐辛子の香りとほんのりピリリな辛みが、チョリソのうま味を引き出しています。これはおいしいです。

食後は温かいカフェオレをいただきました。外は蒸し暑いけれど、冷房の効いた涼しいお店のなかでいただくカフェオレは格別です。
そして、このカップ。持ち手が少し高めで、すごくステキでした。

生パスタとサラダでお腹いっぱい、カフェオレで気分もすっかりほっこりになったところで、お会計をしようとカウンターの方に行きました。
そこで見たのは、キラキラと輝く小さなグラスのコレクションです。

「これはリキュールグラスというものです。むかしヨーロッパでは、貴族たちが会食をした後、蒸留酒に薬草などを漬け込んだリキュールを楽しんだそうです。今では食後にリキュールを飲むという習慣は少なくなって、リキュールグラスが作られる数も減ってきたようですね。」と、マスターが教えてくださいました。

そしてカウンターの奥を見ると、すてきなカップが並んでいます。先ほどのカップもきれいでしたが、こちらもきれいなものばかり。

「カップは、すべてロイヤルコペンハーゲンでそろえています。開店当初はいろいろなメーカーのものがあったのですが、統一したほうがきれいなのでそろえました。コーヒーなどをお出しする時はすべてこの食器を使っています。」とのこと。

確かに、カップやソーサーがきれいだと、同じコーヒーでもおいしさが違いますよね。
こんなすてきなカップで出していただいたら、とてもうれしいです。

ランチにも、食器や店内の装飾などにも、マスターのていねいで静かなこだわりが垣間見える気がしました。
こういうカフェがご近所にあると、通いたくなります。

店内は喫煙可ですが、14時までは禁煙となります。タバコが苦手な方は、様子を見てご利用くださいね。

大倉山に来たら、ぜひ立ち寄ってみてください!

カフェ リュバン
住所: 神奈川県横浜市港北区大倉山1丁目15-20 畑野ビル
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約3分
TEL:045-544-1980
営業時間:11:30-18:00(ラストオーダー17:00)
定休日:第3木曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。