今回紹介するのは、東急東横線大倉山駅から徒歩約6分の場所にある「喫茶ぽるく」です。
エルム商店街を鶴見川方面に向かって歩き、右側にあります。かわいいパステルの青の入口が、前からずっと気になっていました。
秋晴れの気持ちいい平日の午後、ふらりとお散歩がてら 訪問しました。
ママ友、リモートワークの女性、初老の紳士…多世代がくつろぐ温かいカフェ
お店の中は、ナチュラルな木目調のインテリアです。木のテーブル席が5つ、ころんとかわいい布張りの椅子が並ぶカウンター席もあります。
大きなテーブルでは、ママ友さんたちが小さな子どもをあやしながらお茶とスイーツを楽しんでいます。
パソコンを前に作業中の方や、本を読みながらランチのあとのデザートを注文する方、「いつものコーヒーね」と入ってきた初老の紳士もいます。どうやら常連さんのようです。
やわらかい照明の光で、とても温かい雰囲気です。誰でもくつろげそうな、居心地のよさを感じました。
モーニングからランチ、お酒まで!豊富なメニューでいつでも楽しめる
さっそくメニューをチェックです。
8時から10時まではモーニングの時間、10時以降はお食事とカフェが楽しめます。
大倉山周辺でモーニングが8時からいただけるカフェは、とても貴重ですね!
ランチにもなるお食事のセット、一押しは「タルトフランベのセット」だそうです。
タルトフランベはフランス・アルザス地方の田舎料理で、パリパリのごく薄いピザのような生地に具材を載せて焼いたものとのこと。
セットの他にも、ホットドックなど軽食がそろっています。
スイーツの種類も豊富です。
私が気になったのは、限定メニューの「りんごのタルトフランベ」。
りんごのおいしい季節になると始まるこのスイーツを、毎年楽しみにしているお客様もいらっしゃるそうです。
りんごは、青森県弘前の農家さんから直接仕入れているとのこと。品種は仕入れによって変わるそうです。
私が訪れた時は、ちょうど紅玉に変わったばかりのタイミングでした。
香りが良くて甘酸っぱい紅玉は大好物。よし、これをいただこう!
スイーツに合わせる飲み物を選びます。
コーヒーは、産地の個性や良さが味わえるシングルオリジン。ネルドリップで1杯ずつていねいに淹れてくれるそうです。温かいコーヒーを注文しました。
その他にも、手作りジンジャーエールや有機紅茶など、魅力的な飲み物ばかりです。
ビールやワインもそろっています。
薄切りのりんごがたっぷり!大満足のタルトフランベ
カウンターの奥の厨房から、ふんわり、甘い香りがただよってきました。
焼きたてのりんごのタルトフランベです。
花びらのようにきれいに並べられた薄切りの紅玉りんご。
半分はチーズ、半分はシナモンです。甘酸っぱい、蜜のような香りが食欲をそそります。
コーヒーもやってきました。ナッツやグレープフルーツのような香りがします。
とてもなめらかでやわらかい口当たり。ネルドリップの良さがしっかり出ています。
苦みもまろやかで、飲みやすいコーヒーです。
タルトフランベの、チーズの方からいただきます。
くせのない、食べやすいチーズがとろっと溶けています。りんごの甘酸っぱさが、チーズの塩気とコクがプラスされて際立ちます。
チーズとりんごがこんなに合うなんて!新鮮な驚きです。
シナモンの方は、甘くてほくっとした香りがりんごの甘さを引き立たせて、パリパリの生地と合わさって、アップルパイのようです。
生地がとてもしっかりしていて、小麦のおいしさが口いっぱいに広がります。
少しおかず寄りのチーズ味と、王道スイーツのシナモン味。
2種類の味が楽しめるのも、うれしいです!
お店の外には自転車置き場と、テラス席が1組あります。
テラスの横には、犬のリードをかけるフックがついています。犬の散歩の途中で、休憩していくのにも便利そうです。
店内のカウンター席には、コンセントのプラグが用意されています。
店専用のWi-Fiも完備。リモートワークをしたり、ネットサーフィンを楽しみながらカフェもできそうですね。
お店のマスターも奥様も、とても親しみやすく優しい方たちでした。
「次回はぜひ、アイスクリーム添えで、タルトフランベを食べてみてくださいね。おすすめです!」と、笑顔で話してくれました。
これから寒い季節、温かくて甘いりんごのタルトフランベ、おすすめです!
りんごの品種が変わったら、また違う味に出会えそう…。
大倉山にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
喫茶ぽるく
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山2丁目7-47 シャトレ大倉山102
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約6分
営業時間:月曜日~木曜日 8時~18時
金曜日~日曜日 イベント時のみ営業