普段家族のためにごはんを作っているから、わざわざ食べに行かなくても自分で作れるのだけれど、誰かが作ってくれたごはんを無性に食べたくなることがあります。
ていねいでやさしい、安全で安心、作った人の笑顔が見えるごはんです。
そんなごはんを、ランチでおいしくいただけるすてきなお店が、わが家の近所にあります。
以前、こちらのブログで紹介させていただいた、「オーガニックスペースかれん」さんです。今回、約2年ぶりに訪問してきました。
大倉山駅から徒歩約4分!綱島街道沿いのビルの2階
お店は、東急東横線の大倉山駅から徒歩4分ほどの場所にあります。
大倉山駅を出たら、左に進み、レモンロード商店街を綱島街道まで歩いていきます。大倉山交差点に出たら、港北区役所側へと道路を渡り、数件進んだすぐ左側にあります。
1階が自然食品のお店、2階がイートインスペースになっています。深い緑の大きなテントが目印です。

階段の前に、看板が出ていました。今日のランチはどんなメニューでしょう?

シュウマイです。手包みで作るのは面倒で、ついつい惣菜で買ってきてしまいます。ランチをいただくことにしました。
建物脇の階段をあがり、2階に行きます。お店の入口はこの目印のすぐ横です。

前回の記事でもご紹介しましたが、こちらのお店は「社会福祉法人かれん」が運営しています。障がいのある人もない人も同じように街で働き暮らすことを目指しています。大倉山に誕生したのは1997年、長く地域に根差した場所です。
ナチュラルな風合いの明るい店内と大きな窓
お店のなかはとても明るくて、綱島街道に面した大きな窓から光がいっぱい差し込んでいます。「いらっしゃいませ!」と、元気な声で店員さんに声をかけていただきました。
訪れたのは開店直後の11時30分過ぎ。既に1組お客様がいらして、私が入店した後も続々と入ってこられました。1人の方も多いです。常連さんも多いらしく、お店の方とにこやかに話しています。
この日は、窓側の席を選びました。

店員の方がいらして、玄米ご飯と麦ご飯のどちらにされますか?と聞いてくださいました。今回は玄米ご飯にしました。
こちらのお店は、看板に出ていた日替わりランチのメニューのみになります。営業もランチ時間だけで14時までです。
ふっくら玄米ご飯に、滋味深いおかずたち
おまちかね、ランチがやってきました!おかずがたくさんあります!

まずは玄米ご飯です。ふっくらとしてやわらかく、お米のうま味を感じます。お家ではなかなか上手に炊けない玄米ご飯、おかずがなくてもそのままたべてしっかりおいしいご飯です。

そして、楽しみにしていたシュウマイです。お惣菜や冷凍食品などで買ってくるシュウマイは、肉がギュッと固くしまっていますが、こちらのシュウマイは肉だねをふんわりやさしく包んでいます。

薄めの皮とのバランスも絶妙で、一つひとつ手で包んだのだろうな、と思わせる、おいしいシュウマイです。

麻婆春雨も、とてもやさしい味つけです。辛さは控えめ、中華風のだしが効いています。ゴマとニラの香りがとても良いです。ボリューム感のあるおかずです。

ちいさなおかずが3種類、左からこんにゃくの田楽、小松菜の和え物、えのきだけのオムレツです。飲食店にありがちな、濃い味つけのものはありません。
でも、こんにゃくにはしっかり味が染みているし、小松菜はほどよく歯ごたえを残しているし、オムレツのえのきもシャキシャキです。

これに、お味噌汁とお漬物がつきます。一つひとつの量はそれほど多くはないですが、おかずの種類が多いので、とても満足感があります。野菜の量も多くてうまみを感じます。
そしてなにより、全ての味つけがやさしいです。味はしっかり感じるのですが、脂っこかったり塩辛すぎることなく、からだと心がホッとするような味ばかり。
お店のスタッフの方の明るくて親しみのある雰囲気を、そのままランチにしたような印象を受けました。お子さんやご年配の方、妊婦さんでもおいしく安心して楽しんでいただけると思います。
近くには区役所や会社も多く、日替わりランチは人気で、早いときは開店から1時間位で売り切れてしまうこともあるそうです。
からだと心に健康的な、やさしいごはんが食べたいときに、とっておきのおすすめのお店です。
大倉山にいらしたら、ぜひ行ってみてくださいね!
オーガニックスペースかれん
住所:神奈川県横浜市港北区大豆戸町2-9 頼ビル2階
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約4分
TEL:045-547-2190
営業時間:11:30-14:00(ランチのみ。13:30ラストオーダー)
定休日:土曜日、日曜日、祝日
































