元町・中華街駅から徒歩3分。横浜中華街の東門から1本元町寄りの通り、蘇州小路沿いにある「メゾンドアイス 横浜中華街」。
パフェやジェラートなどのスイーツを専門にした、横浜中華街ではこれまでのお店とはちょっと違ったタイプの飲食店として話題になっています。
今回は、パフェとジェラートがメインのお店、「メゾンドアイス 横浜中華街」を紹介します!
横浜中華街に「夜のアイス専門店」現る!
横浜中華街でも山下公園よりにある「メゾンドアイス 横浜中華街」。周辺には台湾料理のお店や酒屋さん、楽器屋さんなどがあります。
横浜中華街の喧騒から少し離れた落ち着いた雰囲気のある通りに、2024年5月にオープン。「夜のアイス専門店」がテーマで、お昼の12時から23時までと長い時間営業しています。
「夜のアイス専門店」をテーマにした理由を店主の方に聞いてみました。
「もともとアイスがすきだったんです。お酒の後や食後に甘いものが食べたくなることが、私自身結構ありまして。北海道の札幌には“シメの夜パフェ文化”というのがあって、いいなと思っていました。コンビニのアイスも悪くはないですが、1日のシメに食べたくなるような、見た目も華やかなものを提供したいと思い、お店を開くことにしました」
横浜中華街には食べ歩きのお店は増えましたが、パフェやジェラートを専門にしているお店はありません。またお店の外観や内装も、横浜中華街にあるお店とは雰囲気が少し違います。
白やグレイをベースにしたスタイリッシュ、かつリッチ感のある内装。パフェやジェラートは、バーで提供されるようなお酒をイメージして、おしゃれでかわいいルックスを意識したそう。
店内にはカウンター席が4席ありますが、スツールは高めに設定されており、バーのカウンターにいるような気分を楽しめます。
素材にこだわったパフェ&ジェラート
店内には4席とお店の外にふたり掛けのベンチがあるのみで、基本はテイクアウトです。食べ歩きを想定して作られたメニューは、パフェが19種類(ミニパフェ含)、ジェラートが10種類。モンブランが2種類と選べるメニューが多いのも魅力的です。
ジェラートの定番は次の通り。
- マンゴー
- ベリーベリー
- 緑茶とキャラメルナッツ
- 丹那ミルク
あとの6種類は、週ごとに入れ替わるとのこと。
また、季節ごとに限定メニューもあります。取材時は9月の暑い時期だったので、夏向きのメニューでしたが、10月以降はハロウィン、秋が旬のさつまいもやかぼちゃを使ったメニューも登場するそうです。
メニューが豊富な「メゾンドアイス 横浜中華街」のこだわりは、素材のよさでパフェやジェラートのおいしさを引き出すこと。
着色料や保存料は一切使用せず、材料は契約した農家さんなどから仕入れたものをジェラートにして提供しているそうです。お酒やディナーの締めに食べても重くならない、飽きがこないような味に設計。
モンブランの栗は和栗、紫いもは鹿児島産を使用。オーダーしてからソフトクリームのうえに、栗や紫いものペーストが絞られます。
素材の味を活かしたジェラートは、隠れた人気メニュー。一度食べたら病みつきになる味で、リピーターが続出しているそうです。
パフェだけでなく、ジェラートやモンブランにも期待が高まりますね。
映えも狙える!「マンゴーマンゴー」をいただいてみました
「メゾンドアイス 横浜中華街」では、ジェラートやモンブランもおすすめとのことでしたが、せっかくなのでパフェをいただいてみることにしました。
パフェの人気メニューは次のものだそう。
- パリパリショコラ
- 苺バナナケーキ
- マンゴーマンゴー
今回選んだのは「マンゴーマンゴー」。四角にカットされた大きめのマンゴーが目を引き、写真映えも狙えそうです。
食べ歩きを可能にする、ほどよい大きさのカップにコーンフレーク、生クリーム、ソフトクリーム、カットされたマンゴー。マンゴーのソースが、ソフトクリームや生クリームに散りばめられています。
ひと口食べてみると、ソフトクリームのミルキー感がたまりません。濃厚なのにあっさりしています。牛乳が苦手な方でもおいしくいただけるソフトクリームに、トッピングのカットされたマンゴーが完熟でおいしい!
生クリームとソフトクリーム、マンゴーが合わさっても甘さがぶつからず、それぞれの味のよさを引き立てています。甘さのバランスがよく、一気に食べたくなる味です。
大きさもシメのデザートにぴったりなサイズ感。今回はパフェの「マンゴーマンゴー」にしましたが、通い詰めて全味制覇したい!と思える味。次はジェラートも食べてみたいと思いました。
食後やお酒のあとのちょっぴり贅沢なデザートとしても、小腹がすいたときなどにもおすすめです!
横浜の新たな名物に
もともと横浜にお住まいで、アイスクリームなどのスイーツがすきだったという、店主の方は「メゾンドアイス 横浜中華街」を開く前もアイスクリームに関わるお仕事をされていたそうです。
横浜中華街周辺は、夜遅くまで開いている飲食店は限られています。横浜中華街で軽く飲んだり遊んだりした帰り道に、おしゃれなバーのようなスイーツ・ショップがあったらいいなと思ったそう。
最後に今後の展望についてうかがいました。
「夜アイスやパフェをもっと定着させたいですね。お酒やディナー、ランチなどのあとに気軽に食べていただきたいです。まだまだ新しいメニューも作っているので、当店のパフェやジェラートのおいしさを知ってもらって、横浜や鎌倉などの別の場所にもお店ができていったらうれしいですね」
横浜中華街から新たな横浜のトレンドとなりそうな夜アイス専門店「メゾンドアイス 横浜中華街」。昼間の12時に開店し、夜は23時までとスイーツ・ショップとしては長い時間開いています。
昼間の散策でも夜遊びでも大いに利用できそうです。横浜中華街に来られた際は、ぜひ立ち寄って、お店自慢のパフェやジェラートを楽しんでみてくださいね。
メゾンドアイス 横浜中華街
住所:神奈川県横浜市中区山下町81-14
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」下車徒歩約3分
TEL: 050-8882-7787
営業時間:12:00-23:00
店休日:水曜日・年末年始
Instagramアカウント:@maisondeice
※定休日や営業時間、価格は2024年9月取材時のものです。販売されている商品や価格は変更になる場合がありますので、最新の情報はホームページ、SNS等をご確認ください。