おいしい飲食店が集う街・白楽。そんな白楽にクラフトビールと馬肉料理を堪能できるお店があるのをご存じでしょうか？
おいしいごはんとビール、心あたたまる接客でリピーターが続出しているステキなお店。
今回は「254BeeR & Restaurant（にーごーよんびーる）」さんについてご紹介します♪
裏白楽にクラフトビールと馬肉を楽しめる、名店誕生！
白楽駅から徒歩1分。
254BeeRさんは商店街とは反対のエリア、通称・裏白楽にお店を構えています。
外からでも醸造タンクが見えるので、ビール好きにはたまらない店構え♪
店内はシックで落ち着いた雰囲気。1人飲みから親しい仲間と過ごすのにも合う、シーンを選ばない雰囲気のよさがあります。
254BeeRさんのオープンは2021年1月11日。
商店街付近という好立地&ワンフロアーでブリューパブが実現できる点に魅力を感じ、縁あってこの白楽でお店をオープンされました。
店名の「254BeeR」はオーナー・松本さんと醸造長・五條さんが共に昭和54年生まれであることから名付けられています。
ちなみに、お店のロゴもお2人の干支である羊をモチーフにデザインされています。店名にもロゴにもお2人の遊び心と絆が込められています。
クラフトビールが好きになる！多彩で飽きがこないビール♪
254BeeRさんはブルワリーを眺めながら、個性豊かなできたてのビールを味わえる点が魅力。8タップあり、ビールの種類は都度変わります。
こちらがビールのメニュー。
味わいやビールの特徴が分かりやすく案内してあるので、私のようなクラフトビール初心者にも安心！
どの説明書きも魅力的で、全部飲みたくなってしまう点が悩ましいですが（笑）。
ちなみに、新しいビールがつながる際には、インスタでもお知らせしてくれます。
「次はどんなビールに出会えるんだろう！」と来店が楽しみになっちゃいますよ～。
ビールはグラスいっぱい、なみなみについでくださいます！お店側の心意気がうれしいですよね。
では、実際に味わったビールの一部をご紹介！
1番人気は白楽IPA！
白楽での醸造を記念して作られたビール。
初来店で瓶の白楽IPAをテイクアウトした私。あまりのおいしさに、翌日お店まで飲みに行きました！個人的にもオススメの1杯！
オレンジやパッションフルーツ、グアバのような香りと味わい。優しい麦の甘さがホップ由来のフルーティーさを引き立てます。
うたたね
みかんやオレンジ、グレープフルーツを思わせる香りと味わい。ホップを贅沢に使用したDry Hopped Saison。
すっきりした口当たりでシトラスの風味がたまらない！
S54
バランスのとれた飽きのこない味わいで、食事の邪魔をしないSaison。穏やかに香るシトラスフレーバー。
Sheep ＆ Sheep
苦味は穏やかでフルーティーなHazy IPA。ライチやシトラスを思わせる香り。レモン、グレープフルーツのような味わいも。
グラッシーな後味がクセになり、また飲みたくなってしまうビールでした！
Brick Tone
スッキリとしつつも芳醇な味わいのBelgian Amber。モルト由来のチェリーやベリーを思わせる赤色ビール。
自宅用に瓶ビールを買ったほどおいしかったビール！
夕凪アンバー
アーモンドやナッツなどの木の実のような風味。全体的なフレーバーは抑えめですっきり系のAmber Ale。
Amber Ale好きならオーダーすべきビール！
ミルクスタウト
ダークチョコレートやココアのような香りのするスタウト。カカオやナッツのようなフレーバーも。ローストさは抑えめで深みのある味わい。
黒ビール系が好きな私…メニューにあると絶対オーダーしてしまうビールです。
ひつじ雲
優しい香りのするウィートエール。グレープフルーツやレモンのような苦み。口に含んだ瞬間はほのかに甘みを感じるが。フィニッシュはドライ。
おいしくて、ついついお代わりを頼んでしまったビールです。
これらのおいしいビールを手掛けているのが、醸造長の五條さん。以前は横浜ビールで醸造長をされていました。
「ビールに関しては味わいがシンプルで分かりやすいものを作っています。
おいしさや好みは人によって違うので、『自分たちが飲んでおいしいと思えるビール』を自由に作っています。
ビールの名前は、味わいとネーミングが合うように考えていますよ」と教えてくださいました。
自分たちがおいしいと思えるビールを常に考え追い求める姿勢が、あのおいしいビールを生み出しているんですね～。
作り手の心意気は、飲む側にもしっかり伝わるもの。
実際『ここのお店でビールを飲んで、ビールが好きになった』というお客さんからの声も多いんです。
254BeeRさんに出会って感じたのは、「ビールってこんなにも味わいに違いがあって、おいしくて、おもしろいんだ！」という驚きと発見でした。
そして、もっといろんなビールに出会いたい！というワクワクする気持ち…。
すっかり五條さんが作るビールのファンになってしまいました！
ビールに詳しくない人も、もちろん詳しい人も楽しめる…「ビールで明日を幸せに！」そんなビールが待っています。
クラフトビールって難しそう…と思っている人！ぜひ飲みに行ってください！
「なんでもっと早く飲まなかったんだろう？」って思いますよ（笑）。
衝撃！馬肉ってこんなにおいしいの！？
254BeeRさんで注目すべきは、ビールだけではありません！お食事も絶品！
ビールのあてから、〆のごはんやラーメンまで幅広いメニューが揃っています！
こちらがお品書き。メニューは都度変わりますが、なかでも、やはり馬肉料理ははずせません。
254BeeRさんで提供される馬肉は、どれも臭みがなく、柔らか～♪まるで本マグロの赤みを食べているようなうまさ！
「馬肉ってこんなにおいしかったんだ！」と目から鱗が落ちる思いでした。
それもそのはず！実は254BeeRさんは「おいしい馬肉を食べるならここ！」と言われる野毛の有名店「はあと」のオーナーが経営しているお店。
そのため新鮮でしっかり目利きされた馬肉が提供されるのです。
では、実食したメニューをご紹介♪
馬刺5種ミニ盛り
ロース、ハネシタ（肩ロース）、フタエ（バラ）、コウネ（たてがみ）、シャトーブリアン（本日のオススメ）。
薬味（にんにく、しょうが、きざみ山葵）やタレ（甘めの醤油、醤油、塩ゴマ油）が豊富で、自分好みの味でいただけるのがうれしい。
馬刺しこま切れ
「ん？こんなにたくさん！？」とびっくりするくらい盛ってくれます（笑）。太っ腹なサービスがうれしい！
馬肉のメンチカツ
あつあつサックサック！牛肉よりさっぱりしているのに、旨みがしっかり！
馬ベーコン入りおつまみマッシュポテト
絶妙な塩みでビールに合う！持ち帰りたいくらい、おいしい！
えぞ鹿肉ひれタタキ
鹿肉食べれるのは珍しいですよね！柔らかく、臭みがなく、特に塩で食べると肉の旨みを引き立てめちゃウマです！
ガーリックポテト
めっちゃガーリック！あつあつほくほくでビールを飲む手が止まりません！
「自分たちが食べておいしいと思うものを出しているから」
松本さんがそうおっしゃる通り、どれを食べても本当においしい。ガッチリ胃袋つかまれちゃいますよ～。
来店するなら予約を！宅飲みがレベルアップするテイクアウトもオススメ♪
お客さんからのお引き合いが強い254BeeRさん。土日は15時から続々とお客さんが来店！17時30分には既に満席！なんてこともしばしば。
そのため、土日に来店される場合は予約しておくのが確実！
平日も混雑するので、予約して席を確保しておくのがオススメですよ～。
いいお店は平日も休日も関係なく、お客さんが足を運ぶんだなぁと実感します。
宅飲み可能な瓶ビール&馬肉もオススメ！
なんと！254BeeRさんにはテイクアウト可能な瓶ビールと馬肉のご用意があります！
テイクアウトできるビールの種類はその時々で変わります。
こちらはテイクアウト用の馬肉。
カットされた状態で冷凍されているので、切る手間もなく、食べる日の前日に冷蔵庫で解凍しておけばOKという手軽さ♪
馬肉用の甘めのお醤油付き。
- ヒレ（850円）
- ロース（780円）
- ロースとこうね（950円）
我が家はすっかり254BeeRさんの馬肉のファンになってしまい、来店すると「お土産よろしく！」とお願いされる逸品です。
宅飲みのレベルがぐーんと上がります（笑）。
ビール、馬肉だけじゃない！254BeeRさんに通いたくなる理由！
254BeeRさんといえば、おいしいビール&馬肉料理…ですが、それと同じくらい印象的なのが「お客さんへの向き合い方」。
お店の方々の気さくな雰囲気や細やかな心配りがとってもステキなんです！
来店してまず驚いたのが「お客さんの顔」をよく覚えているということ。
私の場合、初来店が瓶ビールのテイクアウトのみでしたが、次の日にお店へ飲みにうかがうと「昨日買ったビールはもう飲んじゃったんですか？」と声をかけてくださいました。
テイクアウトだけなのに覚えてたの！？とびっくり！
実はこれ、私だけの話ではありません！他のお客さんとのやりとりを見ていても
- 初来店の方には「うちの店、初めてですよね？」と声をかけている
- 2回目以降のお客さんには以前お話しした内容について質問している
- お客さんの好みのビールを覚えている
- 久々に来店されたお客さんでも、「おぉっ、久しぶりですね～！」と忘れずに声をかけている
お客さんは驚きと共に、ちょっとした感動やうれしさを覚えます。
さらにはこんなことも！
- ビールを頼もうかな？という絶妙なタイミングで声をかけてくれる
- どんなに忙しくてもお客さんの来店・お見送りの挨拶がきちんとされている
- 「今日、お店バタバタしてて、あまりお話しできなかったですよね」と気にかけてくれる
- お客さんが楽しく過ごせるように、いろんな話題を振ってくれる
1人1人のお客さんにきちんと向き合い、お客さんとの会話や間を大切にしながら接客しているのがよく伝わってきます。
「お客さんが心地よく過ごせるように」という、心のこもった接客がおこなわれているのです。
そんなお店側の心意気が伝わるからこそ、お客さんはお店に愛着を持ち、足しげく通ってしまう…そんなお客さんも多いのではないでしょうか？
お客さんとお店の方とのやり取りを見て、率直にそう感じます。
実際に私も「こんなに気持ちのいい接客を受けたのは久しぶり！」とすっかり254BeeRさんの接客に心をつかまれ、瞬く間にリピーターになっていました（笑）。
おいしいお料理やビールだけでなく、「お客さんの心に残る接客」がおこなわれている…そんなところも254BeeRさんに通いたくなる理由なのかもしれません。
誰もが来れるフラットさも魅力！
オープンから約2年。お客さんが続々と通う、白楽を代表する名店になっている254BeeRさん。
お店についてお話をうかがうと
「うちはビールや馬肉の専門店ではあるけど、『レストラン』だからビールが飲めない人が来てもいいし、馬肉目当てじゃない人が来てもいい。いろんな人が来ていいお店なんですよ。
例えば、野球道具の専門店ってあるじゃない？ああいうお店ってさ、野球をガッツリやっている人以外にも、野球をこれから始めようという0歳の子や、始めたばかりの子が来てもいいじゃない？
専門店なんだけど、広く浅くでもいいと思うんだよね」とオーナーの松本さん。
こだわりのある専門店になればなるほど、メニューが難しくて素人にはよく分からなかったり、入店に敷居の高さを感じさせるお店もありますよね？
でも、254BeeRさんはそれとは真逆。
「小難しいことは考えず、おいしいものを自分の好きなように食べて、楽しく過ごしてほしい。それだけ！」松本さんは軽やかにそう話します。
店舗統括マネージャーの岡田さんにもお話をうかがうと、
「どんなお店にしたいか…、1人飲みでも、子連れでも、地元の人でも、単身赴任でこっちに越してきた地方の人でも、誰でも気軽に立ち寄れるお店…ですかね」と笑顔で話してくださいました。
お話をうかがいながら「ああそうか、お客さんが感じる居心地の良さは、こういうところからくるのかもしれない」そう思いました。
254BeeRさんは1人で飲みに行っても、不思議と疎外感を感じることがない。
時にはお店の方を介してお客さん同士で話が盛り上がることもある。
まるで、知り合いのお家にでも飲みに行くような「ホーム感」が存在する。
お客さんが思わず「ただいま」と声をかけたくなる…そんな魅力が254BeeRさんにはあるように思います。
おいしい馬肉と飽きがこないビール、そして最高の接客！通わない理由を探す方が難しいかもしれません。
254BeeRさんは「ごちそうさまでした！」とお店を出た後に「次はいつ行こう？」とお店へ行くことを楽しみに想う…そんなステキなお店です。
自分時間を大切にしたい時、うれしい時、しんどい時、何にもない時でも「254BeeR & Restaurant」に足を運んでみてはいかがでしょうか？
ただただ気楽に、おいしい時間と心和やかなひとときを過ごすことができます。
帰る頃には、お腹も心もいっぱいになって、ほっこりした気持ちで帰宅できますよ～。
254BeeR ＆ Restaurant
住所：神奈川県横浜市神奈川区白楽100-25 サーカス白楽Ａ
アクセス：
東急東横線「白楽駅」から徒歩1分
営業時間：
【平日】17:00-23:00（L.O.フード21:30、ドリンク22:30）
【土日祝】15:00-22:00（L.O.フード21:00、ドリンク21:30）
【定休日】月・火曜日
電話番号：045-834-9986
公式Facebook：https://m.facebook.com/100063508965884/
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
