久々に「これはうまい!」とさけびたくなる町中華に出会いました。
場所は東急東横線「菊名駅」から徒歩わずか約2分です。
約6年も近所に住んでいて、どうして今までチェックしていなかったのか、猛省です。
今回いただいた、ひと口食べた瞬間にリピートを決定した、ザ・町中華の炒飯。
そのおいしさと、お店の様子を、ご紹介していきます。
今回ご紹介するのは「明華」です。
自転車置き場を通って横浜線ガードをくぐるのが近道
お店は、JR横浜線と東急東横線の「菊名駅」から徒歩約2分の場所にあります。
駅近なのに気づなかったのは、少し分かりにくい場所にあるからだと思います。
旧綱島街道方面に駅(東口)を降りたら、そのまま横浜方面に少しだけ歩きます。すぐに右に路地が見えるので、入っていくと「菊名駅東口自転車駐車場」があります。まっすぐ進んで、横浜線のガードをくぐり抜けると、向かって左側に伸びるV字型の道があります。奥側の道(隣菊通り)を進むと、すぐ左手にお店が見えてきます。
大きな看板が目印です。

私のような女性1人がフラッと入って大丈夫かな…と思いつつ近づくと、お店の外にメニューが貼り出されていました。

サービスセットが1,100円!お財布にとてもやさしい値段です。
そして献立表をよく見ると、ラーメン、餃子、炒飯といった町中華の定番から、ソース焼きそば、親子丼、かつ丼、なんと洋食のオムライスまであります。
しかも、どれも親切価格です。
これはぜひ食べてみたい!と、お店に入ることにしました。
おひとり様でも家族・グループでもOK。女性1人でも
中は、通路をはさんで左側がカウンターと奥に厨房、右側にテーブル席があります。
4人掛けのテーブルが3つほどあり、家族やグループでラーメンや餃子を囲んで談笑する姿が見えました。
カウンター席も、入れ替わり立ち代わりでお客様がいらっしゃいます。
女性の方が、テーブル席で1人、ゆっくりと食事を楽しんでいらっしゃいました。
内装はもちろん、昭和感あふれる町中華のイメージそのままでした。

お店を切り盛りするのは、主に調理をされるご主人と、配膳や会計などをする奥様のお2人です。お2人ともとても明るくて声もはきはきしていて、笑顔で話してくれます。とても良い雰囲気なので、1人でも安心して入れます。
セットメニューか単品か悩んだ挙句、町中華に行ったらほぼ毎回注文する「炒飯」を、いただくことにしました。
パラッと感としっとり感が共存する、ザ・町中華な炒飯
注文した炒飯がやってきました!アツアツ、湯気が上がります。

おたまの形の半円のきれいな炒飯に、これも町中華の飯モノには外せない中華スープ。しょうゆベースで、青菜と刻んだネギがたっぷり入っています。添え物感のない、ボリュームに大満足のスープです。
さて、いよいよ炒飯です。
具材は肉にかまぼこ、卵、ネギとシンプルです。ひと口いただいて、おやっ?と思いました。
炒飯イコールパラパラ、という概念を覆す、驚くほどしっとりとしたやさしい口当たりだったのです。

しっかりとした濃いめの味付けで、これだけで中ジョッキが飲めてしまいそうです。油と肉のうま味を炒め飯がしっかり吸い込んで、米一粒一粒にパラパラ乾いた感じがしません。適度なパラっと感に、味のしみたしっとり感も感じます。
これはうまい、うまい炒飯です。どんどん食が進みます。

駅前のメインの通りから少し外れていたせいで、出会いが遅れてしまった分、町中華ランチはしばらくこちらのお店にお世話になりそうです。
隣りの席にいらした、テニス帰りの男性グループが楽しんでいた、ラーメン・餃子・炒飯にビールが本当においしそうで、いつか私も同じように食べたい、と思いました。
菊名にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
明華
住所: 神奈川県横浜市港北区錦が丘1-16
アクセス:JR横浜線、東急東横線「菊名駅」から徒歩約2分
営業時間:11:00-15:00(ラストオーダー14:30)、17:30-20:00(ラストオーダー19:30)
定休日:不定休
電話:045-431-8938