自然豊かな街・三ツ沢下町。そんな三ツ沢下町の高台に、心休まる「とっておき」のカフェがあるのをご存じでしょうか。
からだ喜ぶごはんとおやつが魅力!子どもから大人までにっこり過ごせる秘密基地のようなステキなカフェ。今回は「自然カフェだんだん三ツ沢」について、ご紹介します!
Googleのストリートビューにものってない!?細い小道の丘にあるカフェ
三ツ沢下町駅から徒歩約10分。A4出口を出て左手側、三ツ沢上町方面へ。
右手に神奈川信用金庫が見えてきたら、その角を左手側へ。あとは道なりに階段を上がります。お子さん連れの方はベビーカーではなく、だっこやおんぶがいいですよ~。
階段の中腹を矢印方向へ。地元の人でも「こんなところに…!」と驚く場所にお店を構えているだんだん。お店までの道のりは、同店のInstagramに掲載されている「アクセス方法」をご覧いただくのが1番分かりやすいです。
道中、「えっ?こっち?」と迷うかもしれませんが、ちょっとした「冒険感」と「いい運動」を楽しみながら、お店へ足を運んでみてくださいね。丘をのぼったご褒美に、おいしいごはんとおやつが待っています!
ほっとできる「秘密基地」のようなお店
店内は靴を脱いで上がる、畳敷スタイル。「お子さん連れでもゆっくり、安心して過ごしてもらえるように」そんな想いが込められています。
まるで、友だちの家にでも遊びに来たような、ほっとする雰囲気。あまりに居心地がいいので、ついつい寛いでしまう…そんなお客さんの姿もよく目にします(笑)。
2名掛けが2卓、4名掛けが1卓
カウンター席が2席
外にはテラス席が2卓あります。ちなみに、テラス席はペット連れもOK!
だんだんでは、「子どもに食べさせたいごはん」をコンセプトに、おいしくてからだに優しいごはんやおやつがいただけます。
また、バリスタ資格を持つ店長・長田さんが淹れる本格的なカフェメニューも魅力。
テイクアウトにも対応されている他、誕生日会やママ会などの貸しきり利用もOK!メニューや人数も気軽に相談にのってもらえ、臨機応変に利用できる点もありがたい。
ちなみに決済は現金のみとなるので、ご注意を!
だんだんは、子どもから大人まで安心してゆったり過ごせる「とっておき」のお店です。
「自然カフェだんだん三ツ沢」の魅力
では、だんだんの魅力についてご紹介します!
野菜のおいしさを再発見できる絶品ランチ♪
だんだんの魅力はなんといっても、野菜たっぷりの絶品ランチ。有機や無農薬で丁寧に育てられた旬野菜が使われているため、野菜本来のおいしさをじっくりと味わえるのが特徴。「野菜って、こんなにしっかり味がするんだ!」と驚きます。
「野菜は農家さんに足を運び、実際に食べてみて決めています。お客さんが農家さんとご縁をつないでくださり、生産者さんの顔が分かる野菜で料理を作っています。そういう野菜は、やっぱり鮮度も違うし、おいしくて、安心です」と笑顔の長田さん。
温厚で柔らかい雰囲気の店長さんで、自身も5歳の娘さんを育てるお父さん。その優しい雰囲気に、我が家の3歳児は後を追いかけ、すっかり懐いていました(笑)。
野菜を楽しむなら「よくばりプレート」か「有機野菜たっぷりプレート」がオススメ。
「しゃっきしゃきっ!甘い!柔らかい!苦味もある!」1つのプレートで味わいの違いや発見を楽しめるのも、だんだんならでは。
有機・無農薬で育てられた野菜は栄養もうまみも豊富。食べ進めるうちに、食欲や元気が出て、からだの調子が整ってくるのが分かります。
あの階段をのぼってでも食べたい…お客さんが通う理由がよく分かります。だんだんは「食がからだをつくる」「食は元気の源」ということを実感できるお店です。
おいしくて、からだに優しい手づくりごはん
だんだんは、グルテン・乳・卵フリーで作られているメニューが多く、「からだに優しい」点が特徴です。
無理なくおいしく、体を労れる食事をいただけるのが、だんだんのいいところ。事前に相談すればヴィーガンや食物アレルギーにも対応可能だそうです。
どのメニューも「これでグルテン、乳、卵フリーなの!?」と驚くおいしさで、「素朴だけれど、また食べたい」そう思わせる味わいが魅力です。
なかでも、1番驚いたのは、秋冬限定のシチュー。有機野菜を長時間煮込み、皮の栄養やうまみがじっくり溶け込んだブイヨンをベースにスパイスと米粉でとろみをつけているそう。
このおいしさと驚きは、ぜひ味わってみて欲しい!
パスタもカレーもパンもグルテン・乳・卵フリー、日替わりスイーツもグルテン・乳・卵・白砂糖フリーで作られています。
また、さりげなく添えられているお米やお肉も、実はこだわりが光る逸品たち!お米は、自然栽培されたものを七分づきに自家精米し、毎朝土鍋で炊いたもの。栄養と消化のバランスがいいそうです。
ランチプレートのグリルチキンも、やみつきになるお客さんが続出するメニュー。
抗菌剤などを使用せず、自然に近い環境で飼育された鶏を低温調理で丁寧に調理。素材の違いって、こんなにも出るんだ!と改めて実感するおいしさです。
知れば知るほど、プレートにのるおかずはどれも主役級。食べる人のことを考え、丁寧にそして真摯に料理と向き合っていることが伝わるーそんな料理をいただけます。
子どもも大人もゆったり過ごせる空間
だんだんはお店作りも魅力の1つ。子育家庭を応援する「ハマハグ」の認定店でもあり、子連れに優しい工夫がいっぱいなんです!
例えば、畳敷のフロアー。赤ちゃんをごろんと転がしてあげられるので、赤ちゃんにもママにも優しい。
また、積み木や絵本
子どもイスの用意も。
トイレにはオムツ替え用のマット
子ども用の補助便座、踏み台も用意されています。
そんな子連れに優しい心配りは、メニューにもあらわれています。
子どもとシェアすることも想定した「よくばりプレート」や、大人と同じメニューの「キッズサイズ」が用意されていたり、大人が飲むカプチーノとそっくりな、ふわふわ泡たっぷりのフォームミルク(豆乳・牛乳)もオーダーできます。
「ママと同じのがいい!」「僕だけのごはんがいい」そんな気まぐれな子どもたちの要望にも応えられる一工夫がされています。
また、粉ミルクの赤ちゃんは、お声をかければお湯もいただけます。
子育てをしている人だからこそ気づく視点や心遣いが随所に!
「子連れの外食はハードルが高い…」そう感じているお父さん、お母さんにこそ、ぜひ足を運んでみて欲しいお店です。私自身も、元気すぎる子どもを抱える身。こんなにも安心して快適に過ごせるお店があるのかと、そのありがたさを実感しています。
だんだんは、自宅以外で親子が無理なく、ゆったり過ごせる「第2のおうち」のような存在です。
テイクアウトやお弁当も魅力!
忙しくて夕飯の準備に手がまわらない!という時に便利なのが、日替わりデリとお肉が入ったお総菜BOX。これに焼おむすびのオーダーを追加すれば、夕飯作りは完全にパスできちゃいます。
また、ピクニックやお出掛けの際に、お弁当をお願いすることも可能。個数やメニューなど相談にのっていただけます。
ちなみに、惣菜BOXやお弁当は対応可能かどうか、事前に問い合わせてみてくださいね♪
忙しくても、お外でも「からだにいいものを食べたい」そんな気持ちに寄り添ってくれるのも、だんだんのいいところです。
だんだんのはじまり
お店のオープンは2022年7月14日。店名は「階段」という意味と、四国地方の方言「だんだん(ありがとう)」に由来しています。
この階段をのぼって、お店を訪れてくださったお客さんへの感謝を込めて名付けられています。お店のロゴにもさりげなく階段が描かれています。
お店の看板や階段に使用されているスカイブルーは、高台から見える「青空」をイメージ。
お店のコンセプトは「子どもに食べさせたいごはん」。食材から調味料、食器を洗う洗剤まで「口にするものの安心、安全」を大切に、料理を提供されています。
だんだんをオープンする前は、伊勢佐木町のイタリアンのお店で腕を振るっていた長田さん。
お子さんが生まれたのを機に「おいしいだけでなく、安心して子どもに食べさせられる外食の大切さ」に気づき、地元・三ツ沢下町でお店を構えたのが始まりです。
みんなで一緒の食事をとれる幸せ
「こどもに食べさせたいごはん」をモットーにするだんだん。そこで、料理をする上で大切にしていることについて、お話をうかがいました。
「おいしいだけでなく、安心して食べていただけることを心掛けています。素材が育ってきた環境も大切に考え、料理を提供しています。また、『からだに優しい』と聞くと、和食をイメージされたり、実際に召し上がっている方も多いので、だんだんでは洋食の要素を取り入れています。
野菜本来の味や食感を楽しんでいただきたいので、あえて手を加えすぎないようにしています。野菜のうまみを引き立てることを大切に、シンプルで優しい味付けを心がけています」と教えてくださいました。
だから野菜の個性が活きているのかと深く納得。シンプルだからこそ、ごまかしが効かない、そんな野菜本来のおいしさがだんだんにはあります。
そして、取材を通して、お店のあり方が1番よくあらわれているなと感じたのが「お店作り」について、うかがった時の話。
「食や健康への想いが深い方も特別そうでない方も、食物アレルギーがあってもなくても、同じものを食べて、みなさんに楽しんでもらえるようなお店にしたいと思っています」とお話してくださいました。
そんな想いはショップカードにも。だんだんのコンセプトを一目で伝えてくれるステキなカードだと感じます。
料理からも、お店作りからも、お話する姿勢からも、だんだんが大切にしていることがしっかりと伝わってきます。
食物アレルギーや食事制限がある人にとって、安心しておいしいごはんを「一緒に」食べるということは、「当たり前」ではありません。外食で「一緒のものを食べる」ということは、実はハードルが高い現状があります…。
しかし、「食べる人を選ばない」だんだんなら、それが叶う。どんな人でも分け隔てることなく、軽やかに「食の楽しさ、うれしさ」を共有できる。
そんな幸せな時間が、多くのお客さんの心を動かしているのではないでしょうか。
食を通して広がる「優しさ」
みんなが笑顔になれるだんだん。そんなステキなお店だからこそ、出会う光景があります。
赤ちゃん連れで大変そうなママさんがいれば「よければ、ごはん食べ終わるまで見てますよ」と声を掛けるお母さんがいたり、「うちも一緒~!」と子育ての大変さを共感してくれる人がいたり、「あなたもあんな頃があったのよ~」と親子のほのぼのした時間や笑顔が広がったり…。
自然とそんなやりとりがうまれる瞬間を目にすることがあります。
「なんか、あったかくていいな~」そんな優しいまなざしが広がるだんだんに、心地よさを感じて通うお客さんも多いのではないでしょうか。
「食」を通してみんなの笑顔を願う「だんだん」だからこそ、食べる人を想う「おもいやり」をだんだんに感じるからこそ、お客さんは足を運ぶのだと感じます。
だんだんは「食事を楽しむ場所」であり、優しさと思いやりが集まる「憩いの場」でもあります。
最後に初来店のお客さんに向けて一言お願いすると
「どんな方にも使っていただけたらと思っています。コーヒー1杯からでもお気軽に立ち寄っていただけたらうれしいです」と笑顔の長田さん。
だんだんは「優しさと思いやり」が集まるお店。「食」を通して、みんなの笑顔にそっと寄り添い、支えてくれるステキなお店です。
だんだんに足を運べば、健康も、心の余裕も、大切な人と過ごす時間も、ゆったり、そしてしっかり満たすことができますよ。
自然カフェだんだん三ツ沢
住所:神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢東町4-18
アクセス:
横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢下町駅」から徒歩約10分
横浜市営バス「翠嵐高校前」から徒歩約5分
営業時間:
9:00-17:00(L.O. 16:30)
【定休日】日・祝日
※営業日・臨時休業などは公式Instagramにてお知らせしています
電話番号:050-3139-1976
公式Instagram:@sizencafe_dandan_mituzawa
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。