【白楽】至福時間♪創作料理とお酒のペアリングが最高!「路地裏食堂Roku」

レトロとモダンがうまく共存する街・白楽。そんな白楽に、和と洋のいいとこ取り!オリジナリティ豊かな創作料理のお店があるのをご存じでしょうか。

食材のおいしさを存分に引き立てた料理と、お酒の楽しさを体感できるステキなお店。今回は「路地裏食堂Roku」についてご紹介します。

こだわり食材でおいしさと発見を提供してくれるお店

白楽駅から徒歩約5分。お店はふれあい通りの中央付近にあります。ガラス張りのオシャレな外観が目を引くので、すぐに見つかるはず。

店内はあたたかみがあり、落ち着いた雰囲気。

天井の吹き抜けと、梁が印象的です。

「この梁は70~80年、この建物を支えてきました。いわば六角橋のシンボルであり、街として大切な存在だと考え、お店作りをする際に継承させてもらいました」とシェフの伏見さん。

レトロとモダンが共存する白楽の良さ、そして、街へのリスペクトを感じる、愛あるお店作りがなされています。

Rokuで提供される料理は、和洋折衷の創作料理。素材のおいしさを純粋に追求した「ここでしか食べられない料理」を楽しめるのが特徴です。

そのため「えっ!?きのこって、こんなに味がするんだ!」「キャベツってこんなに甘かった!?」という驚きや感動に出会えます。

また、アラカルトからシェフのおまかせ、ペアリングコース、昼飲みなど幅広いスタイルで料理を楽しめるのもRokuのいいところ。

Rokuはそんなこだわり食材とお酒で、おいしさと発見を提供してくれるお店です!

路地裏食堂Rokuの魅力

では、お店の魅力について、ご紹介していきましょう。

食材のおいしさを最大限に引き立てた料理!

Rokuの魅力はなんと言っても、食材のおいしさをこれでもかと引き立てた料理。食べた人が自然と「いい顔」になってしまう、そんなおいしい料理をいただけます。

特にオススメなのが、黒板メニュー!どのメニューも今がまさに食べ時!旬を見極め、そのおいしさを追求した最強メニューが食べられます。

そのため、この黒板メニューを目当てに来店されるお客さんも多いんです。

「これ、味付けは塩だけです。食材がいい仕事をしてくれるんですよね!」とにっこり笑うシェフ。そして、そのおいしさに度肝を抜かれるお客さん…実はそんなやりとりを何回も目撃しています(笑)。

それくらい「素材の力」を感じる料理とそれを引き出すシェフの腕がすごいんです!

「作り手の手間や緻密な味付けではなく、その食材そのもののおいしさをお届けしたい。だから、食材のうまみを最大限に活かせるよう、できるだけシンプルな料理を心掛けています。

その食材の魅力は何かを理解して、どうやったらそれをお客様に感じてもらえるのかを意識しています」

そうお話ししてくださったのは、シェフの伏見さん。写真からも伝わるように、明るくにこやか。いつも細やかな心配りと冗談をさらりと混ぜて、お客さんや一緒に働くスタッフさんを和ませてくれるステキな方です。

シンプルだからこそ、ごまかしがない。食材本来のクオリティーの高さ、魅力にあふれた料理をいただけます。

ワインと日本酒のおもしろさにハマるかも!?最高のアドバイザーがいるお店

料理とならんで魅力的なのが、お酒のラインナップ。ビールや焼酎、サワーなどもありますが、Rokuに来たなら、ワインや日本酒がオススメ!

厳選された 50~60種類以上の日本酒とワインが揃っています!しかも、どのワインもグラスから楽しめる気軽さがありがたい。

また、丁寧なペアリングの提案もRokuならでは。好みの飲み口、料理との相性、今の気分などを伝えると、選りすぐりのお酒を数本提案してくださいます。これが実に楽しくて、的確!

選んだ理由、飲んだ時のイメージ、価格など1つ1つ丁寧に説明してくださるので、お酒に詳しくない方でも自分にぴったりの1杯に出会うことができます。

また逆に、お酒に詳しい方でも、普段自分がチョイスしないお酒に出会うおもしろさがあります。

お酒のセレクトにここまで寄り添ってくれるお店はそうそうありません!

お酒をオーダーするお客さんを見ていても「伏見さんとの会話を楽しみに通っている」そんなことがよく伝わってきます。

かくいう私も、伏見チョイスに魅せられている1人。「提案してもらったお酒を忘れないように!」とボトルの写真を撮っていくことが本当に多い(笑)。

そして「いつもと違うお酒にチャレンジしたい」そう思った時に、真っ先に思い出すのもRoku。それくらい、的確にオススメを言い当ててくださるので、本当にすごい!

「お酒に詳しくはなれないかもしれませんが、ここではお酒の楽しさは学べます!」

シェフの言葉通り、お酒初心者~真の酒好きまで、お酒の魅力に沼ること間違いなし!どのお酒を飲むか迷ったら、ぜひ伏見さんに声をかけてみてくださいね~!

最高のアドバイザーが、最適の1杯を提案してくれます。

和洋の魅力を盛り込んだ柔軟なメニュー

Rokuの料理には境界線がありません。イタリアンとか和食という特定の形式にとらわれず、自由な発想とおいしさで「いいとこどりの料理」を味わえるのが魅力。

そのため、「食」の好みが多少違うメンバーで食事に行っても、みんなが大満足!

しかも、「おっ!こんな感じでくるとは!」と意表をつかれるメニューがあったり、ちょっとしたカスタムオーダーにも快く応じてくださるなど、柔軟でみんなが笑顔になれる料理を提供してくださいます。

どの料理も伏見さんが作るから間違いない、食べてみたいと好奇心をくすぐられるものばかり!そのため、どれをオーダーするか迷うのは必至です!

お客さんの様子を見ていても、「六角橋でこんな料理が食べられるんだ!」「ここでしか味わえない料理だから」そんな期待やわくわく感が伝わってきます。

オリジナリティ豊かで、お客さんを飽きさせない。それがRokuのすごいところであり、魅力でもあります。

食材も調理法も、いいものは先入観にとらわれず、まずはトライするという伏見さん。そんな姿勢は食材の仕入れにもあらわれています。

「当店では北海道産のオーガニック牛肉を使用しています。グラスフェッドビーフと呼ばれる、自然に近い環境で放牧され、牧草のみで育てられた牛肉で、赤身が多く、低脂肪なのが特徴です。でも、オーガニックにこだわっているわけではありません」

「生産者の方とのご縁を大切にしながら、実際に育てている過程を聞き、味わい、「これは!」というものを探しています。なるべくいい食材に出会えるように、変なくくりを持たずにいろいろトライしています」

お話しされる姿からも、食材への想いの深さが伝わってきます。そんな探求心や柔軟な発想、果敢な姿勢が唯一無二のおいしさをうみだす秘訣であり、Rokuらしさを生み出しているーそう率直に感じます。

Rokuのはじまり

お店のオープンは2023年11月。店名のRokuには「六角橋のロク」、「六という数字が持つ縁起の良さ」「六角形が持つ、つながり広がっていく形状から、食材・お酒・作る人・食べる人などあらゆる人がつながれる場所になるように」という想いが込められています。

伏見さんが料理に興味を持ったのは5歳のとき。教育番組でスクランブルエッグを作っているのを目にし、「自分で作りたい」と思ったのがきっかけでした。

料理人になる前は、メーカーの営業として勤務していた伏見さん。「この先どう生きたいのか」を考えた際に、「人生を終えるときは、自分が好きで得意だと感じている料理に携わっていたい」と思い、料理の道に歩みを進めることにしました。

「料理をするために生まれたと言ったらあれですけど(笑)、『人に喜んでもらいたい』とか『発見する喜び』とか、自分の人生を豊かにしてくれるもの、満たしてくれるものすべてが、私の場合『料理』だったんです。自分が好きなことで、お客様にも喜んでいただける。それはとても幸せなことだと思います」と伏見さん。

そう笑顔で断言される姿や潔さがかっこよく、とても印象に残りました。

「料理そのものが人生」そんな作り手が作る料理は、やっぱりひと味もふた味も違います。お客さんの心をあっという間につかんでしまう伏見さんの料理、ぜひ味わいに、体感しに来て欲しいです!

Rokuらしさを形づくるもの

多くのお客さんがリピーターになるRoku。インタビューを通して見えてきたのは、お客さんから愛される理由でした。それがよくあらわれていたのが、接客についてお話をうかがった時のこと。

「お客様と話す際に大切にしていることは、『ニーズを適切にくみとる』こと。お客様の言葉のその先、『なぜ』をくみとることを大切にしています。

なぜその飲み口のワインが飲みたいのか、暑い気候のせいなのか、飲みやすいものがいいのか、どんなワインが好みにあうのかなど、一歩踏み込んでお話しするようにしています」と伏見さん。

「自分のことを知ろうとしてくれている」「本気でオススメを考えてくれている」そんな姿勢はしっかり相手にも伝わるもの。

きちんと1人1人に向き合い、「その人」にとって今のベストは何か?「その食材」にとってどんなアプローチがベストか?目の前の人や食材にとことん向き合い、「最高の状態」を提供する。

その「本気で向き合う姿勢」にこそ、お客さんは心を動かされるのだと感じました。

それが「Rokuに来れば間違いない」という確信を生み、「リピーター」という信頼関係を築き、お客さんの「とっておき」の場所になる。

Rokuがお客さんに愛される理由は、そんな伏見シェフの「人や料理への向き合い方」にあるのではないでしょうか。

どれだけ満足していただけるか

オープンして1周年を迎えたRoku。今後についてお話をうかがいました。

「お客様から『本気でおいしい!』と伝わってきたときや、『これだ!』と思う食材に出会えたときに、やりがいを感じています。

今後も食材に向き合い、活かし、どれだけ品質をよくしていけるか、提供しているサービスに満足していただけるかを追求していきたいと思っています。ご縁があったら、ふと思い出したら、ぜひふらっと気軽に立ち寄ってくださいね!」と笑顔の伏見さん。

Rokuは「食」の楽しさを味わえるお店。思わず顔に「!!」がつくおいしさや、「こんな食べ方もあるんだ!」という発見、「食べに来てよかった~♪」そう思う至福時間をお約束できるお店です。

お店を出るころには、「おいしいものの力って、すごいな」とお腹も心も大満足!幸せな気持ちと、次の来店を楽しみに「明日から頑張るぞ」という元気をいただけます。

路地裏食堂Roku
住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-10-11
アクセス:
東急東横線「白楽駅」から徒歩約5分
営業時間:
11:30-14:30(L.o.14:00、水~日)
17:00-23:00(L.o.22:00、水~月)
定休日:火曜日
※営業日・臨時休業などは公式Instagramにてお知らせしています
電話番号:045-900-4566
公式Instagram:@ roku_rokkaku

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。