今回、ご紹介するのは「hidamari」です。
子どもの頃、夏の夜祭りに行くと必ず見かけた「リンゴ飴」の屋台。ツヤツヤ、キラキラと黄金色に輝く飴に真っ赤な丸いリンゴ。どうしても欲しくて、母親に買ってとねだった記憶があります。
そんな「昔懐かし」のリンゴ飴が、進化系になって最近人気なんだそうです。見た目のかわいらしさや映え感はもちろん、パリパリという咀嚼(そしゃく)音が心地よいからとか、韓国でのリンゴ飴人気が影響しているなど、さまざまな理由で人気がアップ、なんとリンゴ飴専門店も誕生しています。
大倉山にあるお店「hidamari」でも、まさに今ドキな、おいしいリンゴ飴をいただけます。でも、他とはちょっと違うおしゃれ感があるんです!
商店街を歩いた先の小さなお店
お店は、東急東横線大倉山駅から徒歩約5分の場所にあります。改札を出たら、右側のエルム商店街をどんどん歩いていきます。少し距離があるので頑張ってくださいね。
しばらくすると、左側に小さなかわいいお店が見えてきます!入口の右側の大きな看板「Fruity Sweets」が目印です。
小さなお店なので、お客さまが1組しか入れません。中の様子を見て、先にお客さまがいらしたら、外で待つようにしましょう。
訪れたのは平日の昼過ぎだったのですが、私の前にはお客さまが1組、後にも1組お待ちになっていて、ガラス越しに中をのぞいている方もいらっしゃいました。やはり人気店のようです。
順番が来て中に入ると、注文カウンターがあり、その奥に厨房があります。
カウンターの右側の冷蔵庫に、リンゴ飴が見えました!
リンゴ飴・クレープ・かき氷…おいしそうなスイーツたち
さっそくメニューをチェックします。
お店の方も一押しのリンゴ飴は、700円の普通サイズと400円のハーフサイズがあります。
「この時期は国産のリンゴが手に入らないので、ニュージーランドの小玉リンゴを使っています。2個分で700円、1個分で400円です」とのこと。リンゴ飴2個が普通サイズ…?丸々のリンゴが2個??ちょっと不思議でしたが、1人で2個は多すぎるかも…と思い、ハーフサイズを注文しました。
このほかに、クレープとかき氷があります。夏の暑い時期はかき氷がとても人気だとか。私の前のお客さまは、温かいクレープを買われていました。定番のシュガーバターやバナナチョコ、フルーツや生クリームを使ったものもあります。
お店の方が商品の用意をするあいだ、店内を見回してみました。カウンターはカラフルなタイル張り。オールドアメリカンな、かわいいおもちゃが並んでいます。
キラキラ・パリパリ・サクサク!おいしいリンゴ飴をおしゃれに食べ歩き
注文したリンゴ飴ができあがりました!
え?まん丸のリンゴじゃないの?!
ドーム型の透明なカップに、一口大にカットされたリンゴ飴が入っています。なるほど、カットするから普通が2個分でハーフが1個分だったわけです。
「ご希望の方には丸々1個でもお出しできますが、カットしてある方が食べやすいので、このようなスタイルで提供しています」とのこと。
確かに、かぶりつくのは少し恥ずかしいし、ポロポロ落ちそうで食べにくそうです。カットしてあれば食べやすいし、飴のキラキラとリンゴの赤に、リンゴの中身の白が映えて、コントラストがとてもきれいです。
長めのピックでひとつ刺してパクリ。パリパリした飴の食感と、ひんやり冷やしたリンゴのシャクシャクした歯触りが本当によく合います。べっこう飴のような香ばしさも感じられます。リンゴ飴ってこんなにおいしかったっけ?!と、驚いてしまうほどです。
食べやすくおいしいのでドンドン食べ進めてしまい、リンゴ2個分の普通サイズでもよかったかも…と思いました。小腹を満たしてくれるのもうれしいです。
カップを片手に、リンゴ飴を食べながら軽やかにまち歩き。なんだかとてもおしゃれな気分になります!
お店から歩いて約6分のところに大倉山公園があります。リンゴ飴を食べながら公園までお散歩というのも楽しそう。
懐かしくておいしい、大人のリンゴ飴。
大倉山にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
hidamari
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山3-56-20 1階
TEL:080-1269-2218
アクセス:東急東横線「大倉山」から徒歩約5分
営業時間:12:00-19:00
※催事などでお休みの時もあります。詳しい営業日時はSNSで確認してください。