元町・中華街駅徒歩約8分!洋館ティールーム「えの木てい」

横浜の山手エリアは、横浜開港後外国人居留地に指定され、多くの外国人が居住していました。そのため、今でも異国情緒あふれる街並みとなっています。

今回は、そんな山手エリアのおすすめ洋館ティールーム「えの木てい」をご紹介します。

まるで映画の中!歴史あるティールーム「えの木てい」

みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約8分、元町公園向かいにある赤い屋根の洋館が「えの木てい」です。

昭和2年にアメリカ人検事の私邸として建てられた「えの木てい」は、現在も当時と変わらない姿で残されています。

いつも行列のできる人気のティールームなので、土日祝日はオープンの30分ほど前から並ぶことをおすすめします。ガーデン席は比較的空いていますよ。

木製の上げ下げ窓や暖炉、照明も英国調のアンティーク家具でそろえられていて、歴史好きにはたまらない空間となっています。ドレスコードはありませんが、ビーチサンダルや短パンなどカジュアルすぎる服装では行かないようにしましょう。

席数は、店内に26席、ガーデンに25席と、2階に6名までの個室があります。個室の利用には事前予約が必要なのでご注意くださいね。個室限定メニューの注文と室料も必要です。

土日祝日は限定メニューの「いちごミルフィーユ」がおすすめ

今回は、土日祝日限定メニューの「いちごミルフィーユ」を目的にやってきました。
こちらは、国産いちごのある春過ぎまでしか食べることができないレアなケーキなんですよ。

目の前の元町公園の満開の桜を満喫しながら、こちらのケーキを食べるのが毎年の春の一番の楽しみなんです。訪問時は、ちょうど桜が咲いている時期でした。

つやつやパリパリなパイ生地で甘さ控えめな生クリームと、濃厚なカスタードクリームを贅沢にサンドしています。上にトッピングされたいちごは大粒で甘味が強めです。

カスタードクリームの中にも甘酸っぱいいちごがたくさん隠れていますよ。見た目も華やかで食感も楽しく、何度食べても飽きないケーキです。
お昼頃には売り切れてしまうこともあるので、こちらをお求めの場合は、オープン前から並ぶと安心ですよ。

ドリンクは、ケーキセットの中からミルクティーを選びました。まろやかな甘みと香りがケーキとの相性抜群です。

ケーキセット以外では、「えの木てい」のオリジナルスコーンと紅茶がセットになった「クリームティー」もおすすめですよ。
オープン以来のレシピをそのまま受け継ぐ英国式の本格スコーンを、クロテッドクリームとストロベリージャムでいただくことができます。 紅茶の種類は、ストレートとレモン、ミルクの3種類から選べますよ。

フードメニューのサンドウィッチとハンバーガーは、テイクアウト可能です。この季節は近くの公園でお花見をしながら食べるのもよいですよ。

クロックムッシュやローストチキンサンドなどのボリュームのあるサンドウィッチから、当時の味を再現した【復刻版】ハンバーガーなど種類も豊富です。

2階のテイクアウトコーナーは、忘れずに寄りましょう

2階では、ケーキと焼き菓子の購入ができますよ。
「えの木てい」の本館やガーデンが描かれたバッグの形の包装がかわいい「横濱ローズサブレ」は、横浜市の花である薔薇に囲まれたえの木ていをモチーフしたサブレはお土産におすすめですよ。

「えの木てい」の看板商品のダークチェリーとクリームがマッチした「チェリーサンド」も欠かすことはできません。

その他にも、さまざまなカットケーキがありました。事前に予約をすると、バースデーケーキやクリスマスケーキなどの注文もできるそうです。特別な日にぜひ利用してみてくださいね。

まるで映画の中に入ったような気分が味わえる洋館ティールーム「えの木てい」に、ぜひ足を運んでみてくださいね。夏には薔薇に囲まれて全く違う顔を見せてくれますよ。

えの木てい
住所:神奈川県横浜市中区山手町89-6
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約8分
営業時間:平日 12:00~17:30(L.O. 17:00)
     土日祝 11:30~18:00(L.O. 17:30)
     ※変更される場合があります。ホームページでご確認ください。
電話番号:045-623-2288
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。